[ロンドン][レビュー] リッツでアフタヌーンティーを食べてきた

1月のイギリス旅行でリッツ(The Ritz London Hotel)のアフタヌーンティーへ行ってきた。

World Famous Afternoon Tea, London | The Ritz London Hotel
http://www.theritzlondon.com/afternoon-tea-reservations/

予約については以前書いた。

[イギリス旅行] リッツのアフタヌーンティーを予約した – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2016/01/20/booking-afternoontea-at-ritz/

イギリスに行ってから、帰国の前日を予約していたつもりが、帰国日を予約してしまったことに気付いた。慌てて、時間を早めてほしいとメールしたら変更してもらえた。正式な予約確認メールも送り直してくれた。

予約した時間は 11:30 。もはや “アフタヌーン” ティーではなく、昼食である。

ウェブサイトにも書いてあるとおり、ここはドレスコードがある。男性はジャケットとネクタイが必要だ。いいジャケットを持っていなかったので、これを機に日本で買っておいた。革靴を含め、服一式を旅行に持って行くのは荷物になって大変だった。でも、帰国日にアフタヌーンティーに行ったので、その服のまま飛行機に乗った。

リッツは泊まっていたホテルから歩いて5分程度なのは楽だった。直前に着替えて行けばいいからね。

リッツの外にはドアマンが立っていて入り口からハードルが高い。入ると「ティーを召し上がりに来られましたか?」とすぐ聞かれてすぐティールームへ案内してもらえた。

その時クロークルームへも案内される。常時受付の人がいるちゃんとしたクロークルームだ。カウンターに大きな皿があるので、預けた服を返してもらうときにチップを入れるといいだろう。

ティールームの入り口では、受付のおじさんが立っている。名前を言うと、席へ案内される。受付の人は iPad で予約の名前を管理していた。

私たちに主に対応していたウェイターさんは紳士なイギリス人。アジア系の人もいた。

Traditional Afternoon Tea で予約していたが、追加として最初にシャンパンをいるかと聞かれたので、別料金になることは分かっていたけど注文。

そして料理に特別な配慮は必要かと聞かれて「特にない」と答えた。これが間違いだった。ワイフは肉が食べられない。サンドイッチに肉が入っているものがあるので、肉がないものにしてもらう必要があった。サンドイッチが来て少し食べてから、「肉がないサンドイッチをもらえますか。ワイフは肉が食べられないんです」と言うと、「なぜ最初に言ってくれないのですか」とちょっと怒られた。でも、vegetarian menu があると教えてくれて、肉なしのサンドイッチをまた皿で持ってきてくれた。サンドイッチ2皿を食べてすでにおなかがいっぱい(朝食もいつも通りたくさん食べてしまったし)。

食事の最初の方でウェイターさんが小話をしてくる。「どこから来たのか」とか「訪れるのはロンドンだけか」とか。とりあえず「ロンドンはとても美しいところです」と言うと、“Exactly."(その通りでございます)と彼は答えていた。

アフタヌーンティーは例の3段の皿で出てくる。下からサンドイッチ、スコーン、ケーキだ。違う順で出てくることもあるみたいだが、この順に食べる。前述の「特別な配慮」がある場合があるので、一番下の皿だけは注文後に、シャンパンと一緒に遅れて出てきた。

サンドイッチの注文以外でもう一つの失敗は、妻がアルコールが弱いのを忘れていたこと。シャンパンを注文してしまい、最初ワイフは「爽やかで飲みやすい」と言って飲んでいたら、すぐに酔って真っ赤になってしまった。食事の途中からしばらくぼーっとしていた。私はお酒に強いので、ワイフの半分ぐらいは私が飲んであげた。

スコーンは小ぶりでつるっとしており、上品な感じだった。別の日に Victoria and Albert Museum のカフェで食べたスコーンは大きくごつごつしていた。ごつごつしている方が「定番のスコーン」っぽい気がした。

一番上のケーキに手を出す時点で結構おなかいっぱい。追加のケーキのワゴンが来たが、入りそうもないので断った。頑張って食べたが、ケーキを二人とも少し残してしまった。

観光客が多くカメラでパシャパシャしている人もいる。高級な雰囲気で言いにくかったけど、ウェイターさんに iPhone で二人の撮影をお願いしたら快く撮ってもらえた。

テーブルで会計を済ませて、クロークルームで服を受け取り、退散。ふー、ちょっと緊張した。