[読書メモ]『イギリスウフフの年金生活』

p15
最初は苦労はいっぱいあるだろうが、希望さえ捨ててなければなんとしてでも乗り切れると思う。

pp40-41
トーニー・ブレアになってから、福祉の大盤振舞をやって、英国の経済は好調になった。税金は高くなったが、それは金持ちからたくさん取るだけで、貧乏人には援助が増えたので、貧乏人がためらわずにお金を使うようになった。日本も少々の減税なんかやめて、金持ちには増税して本当に生活が大変な人をもっと援助した方が、経済はよくなると思う。

p43
英国では IKEA のことを、アイケアまたはアイキイと呼ぶ。Asahi beer をアサハイビヤーと呼ぶように。

p49
国からもらった年金はどんどん消費することが景気を良くすることにつながると私は考えている。

p51
日本ではしきりと節約や倹約を勧めているが、そんなことをしても国の経済はよくならない。うんと消費することだ。

p52
日本のように財布の口をしっかり締めてしまっていては景気はよくならない。タンス預金をして消費しない人は国賊だ。

p53
GP や病院で出してくれる薬はよく効く。できるだけ簡潔で早く効く薬の処方をしてくれるのだ。医療がビジネスになっていないから、効かない薬をどっさりくれて保険点数をかせぐ日本のようなことはしない。

p94
太った体にお洒落は似合わない。

p99
個人の生活や人生に口出しできないのが西洋なのである。

p169
上役に一切の返答のできない日本の会社機構は軍隊がそのまま引き継がれている。