[読書メモ]『わたし、男子校出身です』

p73
私はその仕事を嫌がる理由も、不真面目になる理由もないので、やるべきことを一生懸命やった。存在を無視されている時より、仕事があるというのは嬉しいことだった。

p117
自分ばかりが「悲劇のヒロイン」で、自分の傷を癒すことだけに必死になって、他人の「痛み」に気づくことができなくなっていた。

p154
おぬしは「おぬし」だ。人目なんか気にするな!

p252
コンプレックスは、大切な「個性」にもなり得るということに、私は気づいた。だから、コンプレックスを磨いて「個性」になった時、それが一番その人を輝かせてくれるんだと、私自身実感している。