Resilio Sync で iOS の写真を Mac に移動する

私は iOS で撮った写真は Google Drive に保存している。iOS 端末に残しておくと写真を整理できないし、端末をなくしたり壊したりしたときに写真が失われてしまう。iCloud にバックアップするという方法もあるが、一定以上の容量だと有料になる。面倒でも Google Drive で写真を管理したい。

iOS 端末から直接 Google Drive アプリで写真をアップロードすることもできる。しかし私は一旦 Mac へ写真を移動し、ファイル名を 20180728_123533.jpg のような日付と時刻をベースとした名前に変更。その後フォルダ分けをして Google Drive へアップする。やはり面倒だけど、iOS 端末にずっと入れっぱなしにするよりは、のちのち検索が楽なのだ。

写真を Exif 情報を元にファイル名を変更できるアプリが Renamer である。

Renamer – Batch File Renamer for Mac
https://renamer.com/

問題は iOS 端末から Mac へどうやって写真を移動するかだ。

iTunes 経由で写真を移動するのは使い勝手が悪いので好きじゃない。

また注意したいのが、アプリによっては写真のメタデータを消してしまうので Renamer によるファイル名変更ができなくなる場合がある。

そんなわけで、これまでは Dropbox アプリを使っていた。カメラアップロード機能をオンにして、Dropbox アプリを起動したタイミングで Mac の Dropbox フォルダへ転送されるようにしていた。

Mac へ移動後、Renamer で名前を変更。Adobe Bridge というファイラで写真を見ながら、Google Drive へフォルダ分けしてアップロードする、という手順である。元の iOS 端末からは写真を削除する。

ただねえ、クラウドを経由するせいか Dropbox アプリは転送速度が遅い気がしていた。

そこで使うのが Resilio Sync である。以下のリンクだと有料のように見えるが、無料で利用できる。

Resilio Sync Home – the fast and secure way to get all your files on all your devices
https://www.resilio.com/individuals/

これは P2P で転送を行うのでサーバーを介さない。転送速度も速い。

Resilio Sync にも Camera Uploads 機能があり、自動的にカメラロールの写真を同期できていた。しかし、以前は写真のメタデータが消されてしまっていた。それが最近のアップデートで写真のメタデータが保持(Preserve image metadata)されるようになったのだ。

試しに同期してみたら、ちゃんとメタデータが残っていた。これで Renamer でメタデータによる名前変更ができる。