[Hackintosh] Jpeg ファイルが開けない問題が解決

Mojave になって困っていたのが Finder から Jpeg ファイルを開こうとするとプレビューアプリがフリーズしてしまうことだった。

これに関しては CPU 内蔵 GPU(iGPU、Internal Graphics)をオンにすることで解決するという情報が見つかったけど、そうすると私の環境ではスリープからの復帰に失敗する別の問題(リブートしてしまう)が生じる。Jpeg が表示できないことに関しては Chrome で表示するなどして対応できるが、スリープからの復帰に失敗するのはデータが飛んだりするので困る。仕方なく CPU 内蔵 GPU はオフにしていた。

CPU 内蔵 GPU は BIOS で設定する。私の使うマザーボード(GIGABYTE GA-Z170X-UD3)の場合、Chipset > Internal Graphics を Disabled にする。

しかし Jpeg ファイルが開けないことについて、解決策を見つけた。

環境:
・Mojave 10.14.6
・マザーボード:GIGABYTE GA-Z170X-UD3
・グラフィックカード:ARRock Radeon RX570

まず試したのが、WhateverGreen.kext を入れた上で、ブートオプションとして以下を追加すること。

shikigva=32 shiki-id=Mac-7BA5B2D9E42DDD94

WhateverGreen.kext はもともと入れていたのでブートオプションだけを設定した。もともとshikigva=40 となっていたのでその部分は 32 に変えた。

しかし、これでも Jpeg は開けなかった。

次に試したのが NoVPAJpeg.kext を使う方法

Releases · vulgo/NoVPAJpeg · GitHub
https://github.com/vulgo/NoVPAJpeg/releases

NoVPAJpeg.kext を EFI > CLOVER > kexts > Other に入れてリブート。

すると Jpeg が開けるようになった。クイックルックでの表示もできた。

参考:
10.14.6更新に失敗するのでiGPUを一時的に無効にしました – Boot macOS
https://bootmacos.com/entry/2019/07/24/203055

MojaveでJPEGファイルが開けない – Boot macOS
https://bootmacos.com/entry/2018/10/27/003000