[読書メモ]『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』

p9
はっきり言って、朝4時起きはラクではありません。でも、起きるつらさに比べて、得られるものがとてつもなく大きいのです。つまり、ストイックなのではなく、欲張りだからこそ、私は朝4時起きを続けられているのです。

p11
自分が幸せになってこそ、周囲の人たちを元気にすることができます。

p14
この本は、「早起きが簡単にできる本」ではなく、「早起きしてできた自由な時間と少しの自信で、どうやって夢を実現させていくかを決めるための本」です。

p14
「早起きしたい」と思う前に、「何のために早起きをするのか」を考える。つまり、目的意識を明確にすることが、早起きを続ける一番のコツなのです。

p24
「思考を硬直化」し、自分があたかも機械になったかのように早起きするためにも、「割りきり」と「仕組み化」が必要なのです。

p25
二度寝の誘惑、よくわかります。でも、よく考えてみてください。二度寝しても、結局起きるつらさは変わらないのです。

p26
夜の帰りが遅くて文句を言う家族はいても、早起きで文句を言う家族はいません。

p36
夜だらだら時間をかけてできたものより 朝、限られた時間で一気に作ったもののほうがクオリティは高いですよ。

p37
人間は、中途半端なことを気持ち悪いと思う習性があります。

p45
自分の最適な睡眠リズムをつかむためにも、集中力が維持できて生産性も上がるギリギリの睡眠ラインを検証しましょう。

p49
一番大事なのは、早起きに失敗しても自分を責めないことです。

p50
じつは、私はあまりに夜遅くまで飲んだ翌日は、朝4時起きはしていません。なぜならば、朝4時起きは目的ではなく、あくまでも手段だからです。

p52
さっさと終わらせるためのコツをもう一つ。コース料理を注文することです。アラカルトで頼むと注文は際限なくできますが、コース料理は基本的に2時間程度で全部の料理が出揃います。料理が出揃い、食べ終わった後は自動的に終了モード。

p71
予備校のライバルたちに、「この子は何か違うぞ」と威圧感を与えられる(という妄想ですが)。

p72
早起きを始める以前の私は、夜勉強すると永遠に時間が続くような気がして、安心感を抱いていました。でも、それは安心とともに、気の緩みも招いていたのです。

p72
夜ずっと起きているとお腹が減ります。エネルギーをほとんど消費しないところで夜食を食べると、当然太ってしまいますし、肌にも悪い影響を与えます。早起きによって、この悪習も断ち切ることができました。

p78
料理は私にとって一つのコミュニケーション手段でもありました。

p80
ワタミに入れば、起業家精神を創業社長の近くで学べる、そんな機会はめったにないとの思いもありました。

p88
すぐに効果は表れませんでしたが、人よりも早く会社の近くまで来て準備している、という心の余裕ができたことがよかったのでしょう。頭がすっきりして仕事もはかどるようになっていきました。/この経験から、早く出社して戦闘態勢を整えることが、仕事の成果に必ずつながることを学びました。

p103
逆説的ですが、時間密度が高まると同時に「忙しい」という口癖も消えるのです。/なぜならば、朝は誰にも邪魔されない唯一の時間で、その時間を自由に使えているという感覚が味わえるからです。自分が、自分の人生を思いどおりに支配している感覚に浸ることができるからです。/そもそも「忙しい」「時間に追われている」と思ってしまうのはなぜでしょうか。それは、自分の意思とは関係ない、他の要因に振り回されている感覚があるからです。

p106
「仮説思考」という考え方があります。/問題を解決するにあたって、情報を徹底的に調べて結果を導き出すのではなく、情報が少ない時点から、問題の全体像や結論に「あたり」をつける思考方法です。

p117
頭で考えるだけではなく、書いておく

p122
ファイル整理の仕方や収納する向きまでもきっちり決められ、プロジェクトが終了するごとに会社独自のシリアル番号をつける、といったルールもありました。誰でも問題なく仕事が進められるように、細かく「仕組み化」してあるのです。

p130
私は朝4時起きすることで毎日、苦手なタイムプレッシャーに打ち勝つ訓練を自らに課しました。そのトレーニングのおかげで、今の自由な仕事環境を得ることができました。/朝の時間は、9時の始業までという期限付きの時間です。

p147
人生の助手席から抜け出すためには、まずマインドを変えることです。

p156
コンサルティング業界ではよく、「プロフィットセンター」「コストセンター」という言葉を使います。プロフィットセンターとは、会社の利益を直接稼ぎ出す部署。一般企業でいうところの企画・営業のようなところです。一方コストセンターとは、会社に直接的な利益をもたらさず、逆にコストを奪ってしまう部署です。一般に経理や総務などがこれに相当します。

p178
「あまり気乗りがしないけど、行かないと義理が立たない。どうしようかな」と、一瞬でも迷ったアボはバッサリ切ることです。

p179
ラッキーカラーを身の周りに置いておくと、何事もうまくいくような気分になって落ち着きが生まれるから不思議です。

pp187-190
ついおろそかにしがちな「種まき」ですが、じつはこれが人生において一番大事な時間です。