[読書メモ]『リンドグレーンの戦争日記 1939-1945』

p300
ドイツ国とドイツ人は憎まれている――しかしすべてのドイツ人を憎むことはできない。 ただ気の毒に思うだけだ。

p335
アストリッドは 1978 年、ドイツ書店協会平和賞の授賞式で「暴力は絶対だめ!」というスピーチをしましたが、その中で、人類が何千年もの間絶えず戦争をし続けてきたのは、子どもの育て方に問題があったからではないかと問うています。圧力や暴力(精神的なものも含めて)を受けずに育てられるなら子どもは本来の人格を自由に発揮して、自分で正しい判断ができるようになるのではと言うのです。