[読書メモ]『成功する子は食べ物が9割』

p17
たとえ満腹になっても、そこに体をつくる栄養素が入っていなければ、子どもは育ちません。

p22
女子は 12 〜 14 才ごろ、男子は 14 〜 16 才ごろに、骨をつくる働きがピークになります。この時期を過ぎると、食事や運動でいくら努力をしても、骨量が大きくふえることは期待できません。

p23
子どもの骨には、大人には存在しない「骨端線(別名・成長線)」という軟骨組織が存在します。骨端線は、女の子は 15 〜 16 才ごろに、男の子は 1 7 〜 18 才ごろに閉じてしまい、この「骨端線の閉鎖」とともに身長の急激な伸びは終わってしまいます。

p31
子どもの貧血は、お母さんの妊娠中の貧血にまでさかのぼります。なぜなら、子どもはお母さんのおなかにいるときに鉄を受けとり、「貯蔵鉄」という形で蓄えて生まれてくるのですが、「お母さんの貯蔵鉄と子どもの貯蔵鉄は比例する」ことがわかっているからです。つまり、貧血のお母さんの子は、貧血になりやすい! さらには、出生体重が少ないほど、貯蔵鉄の量も減ってしまいます。

p46
「You are what you eat.」という英語のことわざがあります。

p49
はっきり言ってしまうと、お菓子は “エンプティー・カロリー”。つまり、カロリーは高くても、成長に必要な栄養は「からっぽ」です。そればかりか、不要なファット(油脂)&シュガー(砂糖)を過剰にとってしまうことに!

p49
油脂も砂糖も、1日の必要量は大さじ1以下。これは食事だけで十分にとれる量なので、お菓子でとる必要はないのです。

p51
甘いものをダラダラ食べていると口の中がいつも酸性のままで、唾液が歯を修復することができません。むし歯になるリスクがぐんと高まるので、注意してください。

p58
日本人は血糖値を下げるために分泌されるホルモン 「インスリン」の量が白人の半分ほどしかなく、肥満になる前に糖尿病を発症しやすい民族です。だからといって、ごはんやパン、めんなどの炭水化物を食べないほうがいいというわけではありません。

p67
加工食品や外食には、保存性を高めるために、家庭より格段に塩分が多く使われていることは気にかけてください。

p126
永久歯が奥歯まで生えそろうのは 17 〜 18 才ごろ