[読書メモ]『勝間式汚部屋脱出プログラム』

p21
収納は本来、7〜8割に抑えておかないと、ものが出せなくなるのですが、それが 105% から 110% ほどになった瞬間に、収納の役割を果たさなくなり、完全に「収納破産」します。

p22
私は、増え続ける不用品にスペースを奪われた「汚部屋」の中で、ものをよけながら、小さくなって暮らしていたのです。

p26
立ったり歩いたりする時間が長い人ほどやせるし、寝転んだり、背もたれによりかかって座ったりしている人ほど、太るわけです。前述のように「座りっぱなし」というのは健康にも最悪で、とにかく、日常でこまめに動くことが、健康にもダイエットにもつながってくるのです。

p31
普段あまり着ない服が、クローゼットにきれいにしまわれていて、日常よく着る服が、外に出しっぱなしになっている。

p33
・愛用している2割のものはボロボロ
・使わない8割のものは新品のままスペース占有

p37
私は常々、「目標」を達成するには、努力や意志の力ではなく、「仕組み」を作ることが大事だと言ってきました。

p49
無駄な時間が減ることで、「好きなことに使える時間」は増えるのです。

p60
バッチ処理とは、何かをためて、一気にまとめて処理をするもの。一方、逐次処理は、リアルタイム処理ともいい、その都度行う処理の仕方です。/昔は、コンピュータの CPU の性能が低かったのでバッチ処理が主流でしたが、性能が上がるにつれて、リアルタイムでの逐次処理が主流になってきています。

p62
洗濯や皿洗いも「洗濯機や食洗機1回分の分量がたまるまで待つ」のをやめ、気がついたときに、少量で回すようにしました。すると時間もかからないし、洗濯物を干すのもあっという間です。

p68
本当は、使用していないもの=自分にとっては価値ゼロですし、市場的な価値も、技術革新によって陳腐化が進んでいますから、ほぼゼロです。

p83
家族のものは原則として、捨てるべきではないと思います。ものが多いほうがいいのか少ないほうがいいのか、という価値観は、その人が長年培ってきた宗教のようなものですから、その人が自主的に変わるまでは押し付けないほうがいいと思います。/ただ、いろいろな本に書いてありますが、“断捨離は伝染する” ので、家族のものは、まとめておくと、そこから本人が自主的に捨て始めることが多いようです。うちも、私が片付けを始めると、感化されて娘も片付けました。

p84
見えない場所に収納するものは「“住所” を明らかにしておく」ことが重要です。

p89
ものの多さと掃除のしやすさは反比例する

p107
ミキサーも捨てました。以前はよく生ジュースを作っていましたが、ジュースで摂るよりも、野菜サラダで食べたほうがいいと知ったからです。

pp108-109
これくらいに絞り込めば、何がどれくらい減っているかということも全部覚えていられるので、在庫管理もやりやすくなり、「あ、なくなっていた!」ということもなくなります。

p116
スーツは、もともと男性向けのものですから、やはり、背が高くて直線的な身体の人に合います。

p141
本末転倒なのは、外で仕事をしなければならないほどに、仕事をつめこむことです。[…]仕事も、時間に余裕を残しておかねば崩壊します。

p141
5割の余裕を残しておくと、一見、仕事が遅くなるように思うけど、実はそのほうが生産性が高くなるのです。時間も収納と一緒で余裕率は本当に大事です。

p165
洗濯は1回数十円です。

p189
断捨離は最も簡単で有効な自己トレーニングの一つだからです。[…]とりあえずとっておく、というのは、「思考の放棄と先送り」です。

p212
家の片付けをするまでは自分にとって何が重要で、何が重要でないかということについて、きちんと考えることを先送りにしていたのだと痛感します。

p218
「ルンバブルな家」を目指していまして、いつルンバが稼働しても物を倒したり、コードを引っ張っていったりしないように、床の上の配置やコードの置き方を工夫しています。

p222
自分が使わないのに、自分には捨てられないものがあるということは、ものが主役になっていて、自分が主役ではないということです。