[Time4VPS] FileMaker Server 構築手順のまとめ

Time4VPS に FileMaker Server を構築したことを書いた。

Time4VPS に FileMaker Server を構築する1 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/07/01/filemaker-server-on-time4vps/

Time4VPS に FileMaker Server を構築する2 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/07/02/filemaker-server-on-time4vps-2/

Time4VPS に FileMaker Server を構築する3 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/07/03/filemaker-server-on-time4vps-3/

Time4VPS に FileMaker Server を構築する4 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/07/04/filemaker-server-on-time4vps-4/

Time4VPS に FileMaker Server を構築する5 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/07/05/filemaker-server-on-time4vps-5/

いろいろと試行錯誤をしたので、改めて構築方法をまとめてみることにした。

環境:
・Time4VPS「Linux 8」(CPU: 2 x 2.60 GHz、RAM: 8192 MB、Storage: 80 GB、Bandwidth: 8 TB、Port speed: 100 Mbps、Virtualization: KVM)、CentOS 7.8
・FileMaker Server for Linux 19.0.1.22(英語)
・macOS Catalina Version 10.15.6(英語環境) で SSH 接続
・Freenom のドメイン(サブドメイン)
・FileMaker Pro 18 Advanced
・FileMaker Go 18

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私がうまくいったインストール手順は以下のようになる。

(1)別途取得したドメインを Time4VPS の IP アドレスに向ける。
(2)Time4VPS に CentOS 7 をインストールする。
(3)インストール直後は CentOS のバージョンが 7.5 だったので、7.8 に固定するよう設定した上で OS のアップデートをする。
(4)FileMaker Server をインストールする。
(5)Let’s Encrypt の証明書を作成する。

これが私的には一番スマートに進んだ。とはいっても、いろいろと試行錯誤が必要で、何度もやり直したりもした。各過程にはトリッキーな設定が必要だったりするので、細かい設定についてはそれぞれの過程のリンクを参照していただきたい。

FileMaker Server へのアクセスは特に遅延が気になるほどではない。十分に使える。

また Time4VPS のサーバーのストレージ容量が Claris の推奨より少ないことについては、インストール直後で、ストレージは 3.8 GB 使用されていた。Time4VPS の容量 80 GB のうち 5% 程度だった。

参考:
Claris FileMaker Server for Linuxをインストールする(Vagrant:CentOS7.8編)
https://zenn.dev/sakadonohito/articles/e196c6912b2f55