証明写真は自分で作れる

新婚旅行に向けてパスポートを確認してみたら、有効期限が1年を切っていた。イギリスに行くには十分な有効期限なんだけど、妻のパスポート申請のついでに私もパスポートを更新することにした。

最近は証明写真は自分で作るようにしている。証明写真に 600 円も掛けなくても、コンビニの写真プリントで 30 円でできてしまうのだ。最近のデジタルカメラは綺麗に撮れるし Photoshop で色の補正や背景の除去をすれば証明写真っぽくなる。

その際のポイントはなるべく高画質で作ること。履歴書や検定試験程度なら多少荒い画像でも許されるが、パスポートレベルだと荒い写真では撮り直しとなることがある。母のパスポート申請の際はそうだったので、申請所のスピード写真を使う羽目になった。

手順としてはデジカメで撮影し(スマホより、ちゃんとしたデジカメがいい)、Photoshop で加工。背景を白にしたり、色調補正をする。

Illustrator で L 版サイズのアートボードを作り、パスポートサイズの四角の枠に入るように、先ほどの Photoshop の写真を取り込めばいい(クリッピングマスクでくり抜く)。写真の周りは枠を付けず、代わりにトンボを付けると、カッティングの際に綺麗にできる。

ファイルのカラーモードは必ず RGB にする。そうでないと、セブン-イレブンのコピー機がファイルを認識しない。

できたファイルを tiff や jpeg で書き出す(高画質で)。それを USB メモリに入れてコンビニへ。

あとは写真プリントで L 版で印刷。30 円で証明写真のできあがりだ。

高画質に作りさえすれば、スピード写真と同じぐらいのクオリティになるはずだ。