音読・音読・音読
『さあ、音読だ』(今井宏、東進新書、2015)を読んだ。
私は高校卒業後2年浪人しているが、そのとき代々木ゼミナールに通っていた。そのとき受けていたのが、今井先生の英語の授業だった。そのときから今井先生は「音読が大事」と言っていた。その、音読の重要性について説いているのが本書である。
一晩で一気に読みました。これを読むとまた音読ブームが再熱しそう!
現在英単語の暗記について模索していたところなんだよ。とりあえず、英検1級の単語集で、単語と意味だけを情報カードに書き出すというようなことをしていた。カードは増えるだけで、暗記のシステム化が難しい。
さらには、Mac や iOS で同期できるフラッシュカードアプリを使ったりもした。これも暗記作業のシステム化が難しい。
ここで原点に戻ろうではないか。
今井先生は単語帳も音読すればいいという。例文付きの単語帳で、例文を 10 回音読。これを最後のページまで続ける。そして最初に戻って同じことを繰り返すのだそうだ。
単純であるからこそ続けやすい。今井先生は音読するごとにハンコを押せば、ハンコを集めるのを楽しみに継続しやすくなるとも言っている。
私は最近積み重ねの大切さを実感している。続けるコツは、ほんの少しでもいいから、必ず毎日やること。音読が面倒なら、単語帳を開くだけでもいい。ともかく、教材に向かう。これだけを徹底する。基礎を徹底する。継続さえすれば大きな力になるのだ。
けん玉も難しい技ばかりやるのではなく、基本技を毎日やるようにしているよ。
また音読の進捗について報告します。