Raspberry Pi Zero に GPIO コネクタをハンダ付けする

Raspberry Pi で赤外線リモコンによって、自動的に部屋のライトがつくようにしたことを書いた。

[Raspberry Pi] 赤外線リモコン – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2017/03/12/raspberry-pi-infrared-remote/

[Raspberry Pi] 指定時刻に赤外線リモコンを発信する – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2017/03/13/set-timer-of-infrared-remote-on-rp/

[Raspberry Pi Zeo] GPIO ピンのレイアウト – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2017/03/11/raspberry-pi-zeo-gpio-pin-layout/

使用したのが Raspberry Pi Zero だったため、GPIO コネクタがない。赤外線リモコンの送受信には GPIO を使うので、GPIO コネクタを自分でハンダ付けする必要がある。Pimoroni で GPIO コネクタとセットの Raspberry Pi Zewo を購入していたので都合がいい。ハンダ付けをするのは初めてだ。

Pimoroni – Raspberry Pi, Adafruit, SparkFun from the UK
https://shop.pimoroni.com/

最初はダイソーでハンダとハンダごてを購入。ハンダが 20W 用でハンダごてが 30W 用で合っていないけれど、とりあえずそれを使うことにした。

しかし、実際にやってみると全然うまくいかない。初めてでコツをつかんでいなかったからかもしれないが、その時は「ハンダごてのせいだ!」ということにして、ホームセンターにちゃんとしたものを買いに行った。

ホームセンターでは電子工作用の精密機器に使える、より先端がシャープなハンダごてを売っていたので、それを購入。

家に帰ってやってみると、なんとかできました! コツをつかむと、だんだんうまくなってきた感じだ。

ただ、実際に Raspberry Pi で赤外線リモコンを作ってみると、ちゃんと動作しない・・・。いろいろ検討した結果、ハンダ付けがちゃんとできていないのでは?と思い、よくよくハンダ付け部分を見てみると、ちゃんとハンダがついていないようにも見える。

ということで、赤外線リモコンで利用するピンの部分を重点的にハンダ付けをやり直した。そうすると、無事赤外線リモコンが動作するようになった。

以下の動画でも Raspberry Pi Zeroへのハンダ付け(soldering)方法が説明してある。作業中の Raspberry Pi Zero の固定に Blu-Tack を利用しているのは賢いと思った。

Raspberry Pi Zero: GPIO Pins – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=97Or02ihJMo

Blu-Tack – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Blu-Tack

どうでもいいけど、ダイソーで買ったものは「ハンダごて」、ホームセンターで買ったものは「はんだこて」となっていた。複合語の2つめの語頭が濁音になる(濁る)現象を「連濁」と言う。連濁には規則性があるようでなかったりする。今回のように表記が揺れることもあるのだ(私は大学で言語学を専攻した)。