Twitter developer account の申請はハードルが高い
Twitter を使った独自のアプリケーションの作成には Twitter API を使う。
Twitter Application Management
https://apps.twitter.com/
最近上記サイトにアクセスすると、2018 年7月以降は Twitter developer account に登録しなければ、新規にアプリケーションが作れなくなると警告文が表示されていた。さらに developer account への登録がなければ既存のアプリケーションも使えなくなる予定だという。今後は以下のページに移行される。
Twitter Developer Platform — Twitter Developers
https://developer.twitter.com/en.html
Twitter Application Management のページトップにこのような警告が表示される。
というわけで developer account へ登録申請をしてみた。申請は Twitter Application Management の "Apply for a developer account" のリンクか、新しい Twitter Developer Platform ページの "Apply" から申請する(どちらから申請しても結局同じ申請ページへ行くことになる)。
申請の際は、アプリケーションの利用目的を 300 文字以上の英語で書かなければいけない。ネットでは Google 翻訳等の翻訳ツールを使って文章を書いたという人を見かけるが、私はちゃんと英語を自分で考えて書いた。
私は Twitter アカウントをいろいろ使い分けて6つ持っており、5つの Twitter アカウントで Twitter API を使いたいので5つ申請した。
適当に書いたせいか、すべて以下のような、目的を具体的に書くようにとのメールが来た。
そのメールに対して書き直しの申請目的を送信した、5つのアカウントだから5通書いた。
すると、再び具体的じゃないからもう一度詳しく書くようにとメールが来た。
今度はなるべく具体的に書いた。
すると5つのうち、1つだけ申請が通り、他の4つのアカウントで申請が却下された・・・。
最初の申請から3時間ですべて完結したから、メールのレスポンスはそこそこ早かった。
ただ、どうやら一度申請を却下されたら、再申請できないらしい。
ひょっとして5つのアカウントがすべて Gmail のアライアスで登録していたことが却下の原因かもしれない。Gmail のアライアスはメール返信の際は指定できない。送信アドレスとしてアライアスが使えないので、同一人物が5つ申請していると簡単に分かってしまうから、そのあたりも申請が通らなかった理由かもしれない。。。
developer account の申請が通ったアカウントでは Create an app というボタンが表示され、アプリケーションを新規作成できるようになった。その他のアカウントにはボタンがない。既存のアプリケーションは残っているけど、しばらくすると削除されてしまうのだろうか・・・。
Twitter API は主に Twitter bot としてフル活用しているので、使えなくなると困る・・・。まあ API を利用せずに FileMaker やら Raspberry Pi、Zapier、IFTTT 等を使って力業で bot 的なことを実現することはできる。知恵を絞れば、解決策は見つかる。だけどちょっと面倒なことになったなあ。
考えられる対策:
・複数アカウント持っているなら優先順位の高いものから申請し、申請が通ってから次のアカウントを申請。同一人物の申請と気づかれたときのために。
・申請理由はしっかり考えて、しっかり文章を書く。できれば翻訳ツールは使わない。
・複数アカウントを持っているなら、それぞれの登録メールアドレスは Gmail のアライアスとかじゃなくて、ちゃんと別個のメールアドレスにしておいてから申請する。
・bot で使うことは正直に書かない方がいいかも。