[読書メモ]『英国式スローライフのすすめ』

p38
人間の暮らしのなかで衣食住の3つはどれも大切ですが、私は長い人生でず〜っと住宅のことを真っ先に考えてきました。/住まうところがきちんとしていれば、食と衣はごく自然についてくるものです。それに、住まいに満足できたら、かなり質素な暮らしも苦になりません。

p39
サービスフラット
すべての家具、調理器具、食器まで付いています。シーツやタオルの取り替え、部屋の掃除などのサービスはホテル並み。それにキッチンのゴミ、流しやレンジの掃除までしてくれるポーターとメイドが常駐していて、それらすべてが家賃に含まれています。

p110
「こんな小さな家の掃除なんて、簡単なものよ」

p118
家具、建物、ファッション、料理、どれをとっても英国のものはどっしりとして男性的。食事はお行儀よく食べて、さっと済ませます。この点、フランスやイタリアなどヨーロッパ大陸の諸国とはまったく異なります。/ただし、お茶に関してはその逆。繊細で女性的。のんびりと、時間をかけて会話を楽しむのです。

p147
コーシャと呼ばれるユダヤの人びとは、お祈り済みの食べ物しか口にしない

p175
英国の男たちは、みなローストチキンやダック、ビーフなどを大きめのナイフとフォークで切り分ける「カービング」が上手です。