FileMaker のハウスキーピングフィールドを編集する
環境:FileMaker Pro 18 Advanced(英語)、macOS Catalina Version 10.15.6 (英語)
FileMaker には「ハウスキーピングフィールド」と呼ばれる、新規データベースを作成した時に自動的に作成されるフィールドがある。
具体的には以下のフィールドだ。
・PrimaryKey
・CreationTimestamp
・ModificationTimestamp
・CreatedBy
・ModifiedBy
私は基本的に FileMaker を一人で使用するので、レコードの作成者と修正者を記録する CreatedBy と ModifiedBy のフィールドは不要だ。
これまでは手動で削除していたが、最初から作成されないようにしたい。ということで、デフォルトで作成されるハウスキーピングフィールドを設定することにした。
参考にしたのは以下のサイトだ。
FileMaker Pro 17 Advanced でテーブルを作ると作られる「デフォルトのフィールド」 | うさぎのひとりごと
http://blog.usagi-mimi.com/?eid=879734
(1)FileMaker Pro 18 Advanced を起動していれば終了させる。
(2)/Applications/FileMaker Pro 18 Advanced/FileMaker Pro 18 Advanced.app を右クリック、Show Package Contents をクリック。
Contents/Resources/en.lproj/DefaultFields.xml を別の場所にコピーする。なおこれは私のように英語表示で FileMaker Pro Advanced を使っている場合で、日本語の場合は Contents/Resources/ja.lproj/DefaultFields.xml をコピーする。
(3)適当なテキストエディタで DefaultFields.xml を開く。
私は CreatedBy と ModifiedBy のフィールドが作成されたくないので、該当部分のコードを削除した。保存。
(4)/Users/Shared/FileMaker/ ディレクトリに Shared というフォルダがなければ作成。そこに DefaultFields.xml を入れる。
これで FileMaker Pro 18 Advanced を起動。新規データベースを作成してみると、たしかに CreatedBy と ModifiedBy のフィールドが作成されなくなった。