[Raspberry Pi] motionEye をインストールする 2021
Raspberry Pi に motion をインストール方法を書いた。
[Raspberry Pi] motion をインストールする 2021 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/05/20/motion-on-raspberry-pi-2021/
motion は簡単にインストールできるが、設定の変更が設定ファイルをいじったりして手間がかかる。
そこで、GUI でいろいろ設定できる motionEye を使うことにした。これまでも motionEye は使ってきたが、改めてまとめ直してみる。
環境:Raspberry Pi 4 Model B 4GB RAM、Raspberry Pi OS with desktop Kernel version 5.10(Buster)
(0)motion のアンインストールは以下のコマンドで行い、Raspberry Pi をリブートすればいい。
$ sudo apt remove motion
(1)IP アドレスを固定する。
LanScan で Raspberry Pi の MAC アドレスを調べ、それを元にルーターで固定した。
「LanScan」をMac App Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/lanscan/id472226235
Raspberry Pi を再起動して、以下のコマンドで IP アドレスが固定されたことを確認する。
$ ip a
(2)以下のページに従いインストールをする。
Install On Raspbian · ccrisan/motioneye Wiki · GitHub
https://github.com/ccrisan/motioneye/wiki/Install-On-Raspbian
(3)以下のアドレスにアクセスすればコントロール画面へ行ける。
http://[IPアドレス]:8765/
Username は admin、Password は空白。
カメラを追加する際、Camera Type として Local V4L2 Camera を選択すると Camera のドロップダウンリストにたくさん表示される。おそらく bcm2835 で始まるものは無視していいみたい。bcm2835 が付いていないカメラ名で、名前が同一のものが2つある。どちらかを一か八か選んでうまくいくいかなければ、もう一方を追加し直せばいい。
カメラを追加したら自由に設定しよう。motion ではできなかったクラウドへの画像のアップロードやスケジュールなど細かく設定できる。
クラウドへ画像や動画をアップロードする場合でも、一旦ローカルに保存する必要がある。頻繁に microSD カードに書き込むと寿命が縮まるだろうから、USB メモリに保存するとよい。USB メモリの自動マウント設定をしておき、画像や動画の保存先としよう。
Automatic Brightness を ON にすると、数秒ごとに画像が黒くなってしまう。バグかも。OFF にしておこう。
また、新たに気づいたこととしては、別の motionEye を新しいカメラとして読み込むと読み込んだカメラの設定も変更できるようになる。ちゃんと変更が反映される。複数の motionEye を運用している場合、別々の管理画面で設定しなくてよくなるのだ。
これまで Raspberry Pi 3 で motionEye を使っていたので、Raspberry Pi 4 では初めてだ。管理画面から見る保存された画像や動画がずいぶんとスムーズに閲覧できるようになった。
参考:
Raspberry Piに接続されているwebカメラの情報をv4l2-ctlで簡単に取得したい | DevelopersIO
https://dev.classmethod.jp/articles/raspberry_pi_v4l2_ctl_get_resorution_from_webcam/
Raspberry Pi2/3 でUSBメモリを使う – Qiita
https://qiita.com/kenboo/items/62694afb38d9108bc0d7