[ロンドン] 移動の強い味方:オイスターカード

イギリス旅行ではロンドンの地下鉄(underground、通称 tube)をたくさん利用した。散策ついでに一駅ぐらい歩こうかなと思っても、意外と距離があったりして、歩くとヘトヘトになる。地下鉄は近距離でもどんどん利用するようにしていた。

バスは今回はまったく利用せず。土地が不慣れだとバスって難しいんだよ。旅行者にはやはり地下鉄が分かりやすい。

イギリスに留学していた 10 数年前と違って、IC カードが導入されており、かなり便利になった。IC カードは Oyster Card と呼ばれる。Oyster Card はツアー会社にあらかじめ 10 ポンド分チャージされたものをもらえた。

Oyster card が便利なのは、普通に切符を買うよりも半額になる。そして、1日の上限の金額が決まっており、それ以上はいくら乗ってもタダ。イギリスはすごい。

利用法は日本と同じで入るときと出るときにカードをタッチすればいい。カードを汚したくない私は日本でも接触するかしないかのぎりぎりのところで「かざす」だけにしているが、改札のタッチの反応がやや悪い気がした。しっかりタッチした方がいいのかもしれない。

私は日本では交通系 IC カードには残高を潤沢に入れるようにしている。常に1万円以上が入っているようにしており、1万円を切った時点で再度1万円を追加チャージするという使い方だ。

日本同様にロンドンの地下鉄でも改札を通過時にオイスターカードの残高が表示される。たしか、残高の表示は改札を「出る時」だったと思う。その時の利用料金と残高が合わせて表示されていた。前述の1日の上限額達していた場合利用料金は「0ポンド」と表示される。

ただ、その残高が表示される改札が少ない気がしたし、表示されてもすごく小さいんだよ。分かりにくい。IC カードには残高を潤沢に入れる私でも、短期の旅行では少ししか入れないので、残高を気にしながら利用していたのであまり落ち着かなかった。

私の Oyster Card は Visitor Oyster Card だったので、カードの残高は返却されない。ただ期限がないので、また来たときに使えるが、2年間利用がなければ残高が0となる(カード自体はチャージすればまた使えるみたい)。

券売機の上には無料でもらえる Oyster Card ケースがあった。お土産にいくつかもらった。

さて地下鉄のホームや車内のアナウンスでは “Mind the gap.” と言っている。電車とホームの間の隙間に落ちないように気を付けてという意味だ。でもやたら連呼しすぎじゃないかと思っていた。

しかしその理由が分かった。確かに駅によっては妙に電車とホームの間の隙間が大きい。ぼーっとしていたら落ちてしまいそう。それにホームがまっすぐではなく、湾曲している駅が多く、必然的に地下鉄とホームの間に結構広い隙間ができている。これは確かに危ないなあ。過去に落ちた人がたくさんいるんでしょう。


ホームの床にも “MIND THE GAP” と書かれている。


ストライキ中止のお知らせ。中止になってよかった。

その他地下鉄の写真
https://picasaweb.google.com/108646811611693435198/20160207__03