[読書メモ]『「場所」論』

p186
aura は、オーラとも読まれて物体が放出する雰囲気や霊気を表わすが、[…]「どんなに近くにあっても遠い遙けさを思わせる一回限りの現象」であり、いま・ここにしかない「一回性(いま・ここ性)」、本物(オリジナル)としての歴史的な「真正性」、そして近づくのが憚られる「神秘性」を備えるものである。

これは映画館についても言えることだ。