[読書メモ][Kindle]『日本人の英語勉強法』
Loc 26
自分が何のために英語を学ぶのかを具体的にすることだ。たとえば、「仕事で英語のメールをすらすら書けるようになりたい」「海外にひとり旅に出たいので、必要最低限の英語を身につけたい」などだ。/こうなると、あなたにとって英語学習は「なんとなく」ではなくなる。解決したい問題や、達成したい目標が目の前に出現し、「必要だから」というスタンスに変わる。そうなれば、英語へのモチベーションはグッと高まり、英語の勉強にも身が入ることだろう。
Loc 45
それらの方法を、毎日、一つひとつ実行していけば、きっとあなたは目的地に到達できるだろう。
Loc 263
英語は学び、かつ練習し続ければ、かならず使えるようになる。
Loc 315
英語はは、あくまでもコミュニケーションのツールである。いくらペラペラと流暢に英語が言えても、そこに中身がなければ、コミュニケーションをしていることにはならない。これでは本当の意味で「話す」力があるとは言えない。/そして、話す内容に中身がないのは、やはり「読む」力をしっかり養っていないことが大きいのではないだろうか。
Loc 335
勉強にしないためには、面白さを感じて、夢中になれることが大切である。
Loc 358
海外旅行をする予定があるのなら、旅行英会話の練習をする。/直近にTOEICの受験が控えているのならば、その対策をする。/仕事で英語での電話の受け答えがあるのならば、電話の英語を徹底的に身につける。/このように目的をかなり具体的にしておくと、今すべきことが明確になり、それがやる気を引き出してくれるだろう。
Loc 560
とはいえBGMも、何百回、何千回も聞けば、さすがに頭に残る。英語も、ずっと聞いていれば、聞き取れるようになるかもしれない。ただし、先ほども述べたように、それは非常に効率の悪いやり方である。
Loc 641
面白いデータがある。自分が「面白い」と思って読んだものは、可もなく不可もなくというものに比べて、インプット率が 1.15 倍に上がるそうだ。つまり、興味を持って読めば、それだけ言葉を覚えやすくなる。
Loc 698
話の合う講師に出会えれば、バカバカしい話もあれば、真面目な話もありの、じつに中身のある会話を楽しむことができるだろう。
Loc 753
講師ではなく、自分が主導権を握る
Loc 814
昨今、注目を集めている「MOOC(Massive Open Online Course)」を活用する方法だ。/これは、海外の有名大学などが、ウェブ上で公開している講義のことである。
Loc 996
実際の生活では使わないかもしれないが、人生を豊かにしてくれる金言だ。/映画を見ていると、そうした含蓄のある言葉に出会えることがしばしばある。それもまた、映画を見る醍醐味だろう。
Loc 1164
「疑問文」にしか反応しない日本人
Loc 1307
そんなことで劣等感を持つよりも、今のあなたが「英語でできること」を考えてみよう。メールのやりとりだったり、旅先での簡単なやりとりだったり、海外のサイトを利用した買い物だったり、挙げてみると、かなりあるはずだ。/さらに、「英語が使えない」と悩むのならば、具体的に何をすればそれが解決するのかを考えることだ。そして、その問題解決にエネルギーを集中させる。そうやって、使える幅を少しずつ広げていく。
Loc 1307
そして、もうひとつ、みなさんが英語を身につけていく中で、つねに心に留めておいてほしいことがある。/それは、「伝えたいことを持つ」ということ。/もっと簡単な言葉で言えば、英語で会話するときも、「中身のある」会話を心がける、ということだ。/本書でもくり返し書いたが、ペラペラと流暢に英語を話せているようでも、「中身」のない会話に出くわすことがたまにある。英語に苦手意識のある日本人は、そういう人を見ると「すごい!」と思うようだが、じつは、まったくすごくない。
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