松坂屋 名古屋店の「藤子・F・不二雄展」に行ってきた

私は『キテレツ大百科』ファンである。

まず、コロ助がかわいい。特にアニメ版だと癒やされる。

そしてキテレツが好き。研究熱心で好きなことに没頭するところが、自分と重なって応援してしまう。気が小さいところはあるけど、冒険心があり、みんなをリードし、優しくて知的。いいキャラじゃないですか。

そして、コロ助とキテレツの関係性だ。ドラえもんが気にくわないのが、ドラえもんがのび太を馬鹿にしていること。「だからのび太はダメなんだよ」みたいなことを言うのは友情だろうか。コロ助はキテレツを心底尊敬している。「キテレツは天才ナリ」「キテレツに恥をかかせるのは許せないナリ」と全力で味方している。

というわけで、家にはコロ助のぬいぐるみがいっぱいあったりする。以前藤子・F・不二雄ミュージアムに行った時のことも書いたね。

[レビュー] 藤子・F・不二雄ミュージアム – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2015/10/09/fujiko-f-fujio-museum/

そして、最近藤子・F・不二雄さん生誕80周年記念として「藤子・F・不二雄展」をやっているのを知っていた。名古屋にも来ないかなと思っていたら、やっとこの夏やってきたのだ。場所は松坂屋名古屋店の松坂屋美術館。期間は 7/16 〜 9/4 だ。

生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」
http://www.fujiko-f80.com/

近所の小学校は7月 21 日から夏休み。夏休みになると混みそうだから、急いで行ってきた。

松坂屋美術館は南館7階にあるんだけど、いつの間にか下の階にヨドバシカメラが入っている。大きな家電ショップは名古屋駅周辺に行かなければなかったのに、栄付近にできたのは便利。

さて、美術館は松坂屋の株主カードがあるので無料で入れた。入場の際に中にお手洗いはないことを言われた。

入口を抜けると一旦待合スペースで待たされる(そこにも展示が少しある)。そして、係の人が誘導していく感じだ。その理由は、まず映像を見せるコーナーがあり、入れる人数に限りがあるからだ。

誘導されて部屋に進むとベンチが用意されていて、待っているとスタッフの挨拶の後映像が始まる。のび太くんの部屋をイメージしたものらしいが、壁一面の本棚がある。それらはすべて真っ白なのは、映像は今はやりのプロジェクションマッピングを利用したものだからだ。映像はなかなか迫力があって楽しかったけど、ただキャラクターがしゃべらない。全部吹き出しなんだよ。我々もみんなシーンと見ているから、盛り上がりに欠けた。それと、一応全キャラクターが集結する感じだけど、やはりメインはドラえもんだった。

その後は展示コーナーになる。原画があったり、歴史を紹介するコーナーがあったり、最後にはドラえもんの世界をイメージした写真撮影コーナーがあった。

ただ、私が見たいのはキテレツ大百科部分だけである。それ以外のところは飛ばしてブンブン先に進んだんだけど、あれれ全然キテレツ大百科がない。コミックごとにコーナーが設けられているのに、キテレツ大百科がない! 見つけたイラストは1つだけだった・・・。何かの間違いではないかと、逆流して再度探したけどなし。だめじゃん!!!

展示コーナーは5分ぐらいで出たと思う・・・。その後はグッズショップ。ここは入場券がなくても買えるようになっている。

そこでもあまりキテレツ大百科グッズがなかったし、藤子・F・不二雄ミュージアムのグッズとかぶるものがほとんどなので、2つだけ買ってしょぼんと帰ることになった。本当はコロ助の巨大なぬいぐるみがほしかったけど、我慢した。

プロジェクションマッピングは確かに楽しかったが、展示、グッズは残念な感じだった。

20160720_120639

キーホルダー 410 円。ポストカード 216 円。

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2016-07-28 追記
2回目を行ってきた。以下がそのレビュー。

松坂屋 名古屋店の「藤子・F・不二雄展」に行ってきた2 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2016/07/28/fujiko-f-fujio-exhibition-at-matsuzakaya-nagoya-2/