[読書メモ]『一瞬で自分を変える法』

p10
本書は、私にとって、恩人ならぬ「恩書」とでも言うべきもので、翻訳にも力が入りました。

p11
彼の教えの一番本質的な部分は、自分の人生に制限を設けないことです。/ほとんどの人は、「自分の人生とは、だいたいこんなものだ」と思い、今までの価値観の延長線上で物事を考えてしまいます。自分の可能性を最大限に引き出すことをせず、「自分で作った制限」の中でしか考えられないのです。

p11
思考を自由にすることで、人生は自由になる

p14
自分が「この人だ!」と思う人に食らいついていく

p14
モデリングとは、その分野で卓越した実績を出している人の戦略(行動や頭と身体の使い方)をそのまま真似するテクニックです。

p14
何か優れた成果を上げた人がいたら、「なぜ彼はそのような結果を出せたのか」と考えることを習慣にしてください。

p25
成功を手にするためには行動が不可欠である。行動が結果を生む。

p43
私は「口先だけの多数派」に対して、求めるものを明確にし、犠牲をいとわない人を「行動する少数派」と呼ぶ。

p55
電話番号は頭から正しい順番でボタンをプッシュしなければ、目指す相手につながらないように、人間の脳も効率的に臨み通りの結果を出すには、正しい思考回路で考えなくてはならない。

p57
先駆者は “踏み台” にするためにある

p71
知識は、何かと窮屈な環境を打ち破るには良い手段だ。

p74
単に生計を立てるために仕事をするよりも、やりがいを感じながら仕事をするほうが、持てる力を十二分に発揮できる。

p74
本書のキーワードは「変化」だ。

p102
自分に都合のいいことだけ “臨場感たっぷり” に想像する

p112
自分にとって楽しいことと不愉快なことの区別がついたら、あとは簡単だ。頭のなかで「不快」のラベルを「快」のラベルに張り替えていけばいいのだ。

pp117-118
成功者は、無意識のうちに脳をコントロールしている。自分にとって大切なことは音量を上げ、どうでもいいことは音を切ってしまう。

p118
そのような場合、たいていのセラピストはダラダラといつ終わるとも知れない質問をして、憂鬱の原因を探り出そうとする。患者に何時間も自分がどんなに憂鬱かを話させ、心の中のゴミ箱を漁るようにして、すべての原因となっている過去の気の滅入る体験や精神的虐待の記憶をほじくり出す。このようなテクニックを使っているため、セラピストの治療には時間と金がかかるのである。

p124
その様子は、まるでそのエネルギーだけで一つの町に必要な電力をつくり出せそうな勢いだった。

p137
「絶対こうしよう」と言ったときに、姿勢、顔の表情、呼吸法、身振り手振り、言葉、声の調子などが一貫していれば、あなたは間違いなく目的を達成できる。

pp159-160
普通、「魅力を感じる相手」とは、自分と似たところがありながら、個性的な人である。あなたの意見にことごとく反論し、興味の対象も違い、あなたが眠っている時に起き、起きている時に眠っている人とは、うまくやっていけないものだ。

p171
ミラーリングは、ごく自然なラポールのなりゆきとして起こり、誰でも無意識にやっていることだ。

p175
ラポールを築くための秘訣は「柔軟性」である。ラポールの形成を妨げる最大の障害は、他人も自分と同じ地図を持っているという考えだ。あなたの世界観は人の数だけある世界観の一つにすぎない。[…]意思の疎通がうまくいかない時、私たちは相手を道理をわきまえない大馬鹿者だと決めつけがちだが、それではコミュニケーションがうまくいくはずがない。相手の気に障るところをあげつらってフラストレーションをためるよりも、相手の世界観に合わせて自分の行動を変える方が得策である。

p181
できるだけ多くの可能性を試すことがより良い人生を生きる秘訣であり、いつも同じやり方や戦略で押し通す人は、ギアが一つしかない自動車でドライブしているようなものだ。

p191
パターンにはまって堂々巡りになると、自己破壊につながるということだ。パターンが固定化すればするほど、その弊害は大きい。

p199
私たちの周りには、人生の目標を達成するためのチャンスがゴロゴロしている。型にはまった認識パターンから一歩踏み出せさえすれば、視点が変わり、「最悪の事態」が「最大のチャンス」にも変わる。

p199
あなたが日々出会う出来事には、本来何の意味もない。

p200
赤鼻のトナカイ、ルドルフはみんなにからかわれていたが、「暗い雪の夜」という状況では、その鼻が大いに役立った。

p209
「長所」に光を当てると「欠点」は目立たなくなる

p242
人生は自分が求める分しか与えてはくれないのである。25 セントでいいと思えば、25 セントしか手に入らないし、圧倒的な成功を手に入れたいと思えば、手に入れられるだろう。

p256
自己満足を回避するためのもう一つの方法は、カルチャーセンターレベルのセミナーには参加しないことだ。