[読書メモ]『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』

p49
二人以上の主要人物がいてもよい。しかし主役は、ヒーローかヒロインがひとりであるほうが、確実に物事をはっきりさせることができる。

p55
夢と現実の衝突は、キャラクターの人生に葛藤を生む。

p79
脚本を書くときに主要人物が受け身ではいけない。出来事や事件に反応するだけではいけない。何度かはよいが、常に反応するだけでは、受け身になってしまい、人物像が弱くなってしまう。

p83
会話は登場人物そのものである。

p83
会話は二つの大きな目的を持っている。会話によってストーリーが前に進むということと、主要登場人物の情報を明らかにしていくということである。

p155
『アメリカン・ビューティー』は、もう一度生まれ変わるというテーマを持っている。生まれ変わるというのは、人生の意味や目的を再発見するということである。

p251
やりたいことがあれば、正しくそれをやることだ。

p260
カメラアングルを決めるのは脚本家の仕事ではない。[…]あえてカメラの指示を書かず、そのショットでは何を映す必要があるのかだけを考えればいいのだ。それを書くのがシナリオの書式である。

p267
集中することが肝心だ。そうでなければ、何かを生み出すエネルギーは消えてしまう。

p327
自分自身が例外になれると思わないことが大切だ。/地道に脚本を書くことだ。/どれだけ稼げるか、ということも考えるべきではない。