[Raspberry Pi][Mac] motionEye の動体検知を blink(1) で通知にする2
前回 Blink1Control2 での touch コマンドで更新したテキストファイルをトリガーとした、blink(1) の実行ができなくなったと書いた。
[Raspberry Pi][Mac] motionEye の動体検知を blink(1) で通知にする – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2017/04/05/blink1-with-motioneye/
ここで新たな解決策を思いついた。blink(1) のコマンドラインツールを使うのである。アプリ名は blink1-tool として公開されている。Blink1Control2 でのコマンドラインツールはまだ公開されていないようなので、v19.8 の macOS 用のものを使った。
Releases · todbot/blink1 · GitHub
https://github.com/todbot/blink1/releases
試しにダウンロードしたファイルを解凍し、ターミナル上でそのファイルを引数付きで実行してみた。
例えば赤を3回点滅させるなら以下のようなコマンドになる。
$ {blink1-toolのファイルパス} --rgb 0xff,0,00 --blink 3
blink1-tool command-line – blink(1)
https://blink1.thingm.com/blink1-tool/
ちゃんと光りました!
Blink1Control2と blink1-tool は同時に動かせない(Blink1Control2 を起動していると、blink1-tool を実行できない)。そのため、blink1-tool に完全移行することにした。
となると、指定時刻や motionEye と連携した blink(1) の実行にはスクリプトファイルを作成する必要がある。そのスクリプトファイルを Keyboard Maestro や Hazel で実行すればいいからね。
スクリプトファイルの作成は簡単。例えば赤を3回点滅させるなら、以下のような内容の拡張子が sh ファイルを作成し、ターミナルで chmod +x で実行権限を与えればいい。
1#! /bin/bash
2{blink1-toolのファイルパス} --rgb 0xff,0,00 --blink 3