[読書メモ][Kindle]『まずは、「信じる」ことをやめなさい』
国家神道は明らかにキリスト教をモデルにして組み立てられているといわなくてはなりません。(Loc 206)
やりたくないことに懸命に取り組んで苦しみを味わうことが、ほとんどの人にとって、人生そのものになっているということです。(Loc 627)
番組もコマーシャルも、すべて視聴者に何かを買わせるために計算ずくの仕掛けを施しています。(Loc 1232)
現代に続くこうした儒教的な思想がどれほど若者を萎縮させていることだろうかと、私は悄然とすることがあります。(Loc 1476)
不安と恐怖に囚われているときは、誰かが強く主張することを聞いてしまう(Loc 1650)
個人はそれぞれ、価値観も価値の尺度も違い、自分の価値観で選択してこそ、その選択に意味があります。(Loc 2045)
煩悩を満たしたいという気持ちは、人間の活力の源泉です。煩悩を満たすために生きることを、私は否定するつもりはありません。/ただ、煩悩というのは、自分さえよければいいという欲求です。(Loc 2057)
煩悩を止めることで、より大きな煩悩を探すことができ、何をするべきかを冷静に決めることができるからです。(Loc 2068)
幸福か否かは自分が決められることなのに、わざわざ外にある条件をつけて、自分が不幸になる可能性を増やしているわけです。(Loc 2102)
他人の価値を受け入れている大多数の日本人は、本当にやりたいことをやって結果を得るという経験を一度もしたことがありません。(Loc 2123)
私たちの価値観は、そのほとんどをテレビメディアがつくっているからです。(Loc 2131)