[Raspberry Pi] Inky pHAT

Inky pHAT は小さな e-ink ディスプレイだ。

Inky pHAT a Tri-Colour EPD Display for Raspberry Pi – Pimoroni
https://shop.pimoroni.com/products/inky-phat

Pimoroni から上記ページのサンプル画像(タコが海の中で泳いでいるやつ)が表示された状態で届いた。

Raspberry Pi のピンに Inky pHAT を接続するのは、奥まで刺すと結構力がいる。壊れそうなので慎重に行った。向きはpimoroni.com/inkyphat の文字があるほうが、Pinout の1番側になるようにする。

Inky pHAT at Raspberry Pi GPIO Pinout
https://pinout.xyz/pinout/inky_phat

ソフトウェアのインストールは公式サイトに従えば簡単にできる。

Getting Started with Inky pHAT – Pimoroni Yarr-niversity
https://learn.pimoroni.com/tutorial/sandyj/getting-started-with-inky-phat

GitHub – pimoroni/inky-phat: Python library for Inky pHAT
https://github.com/pimoroni/inky-phat

さらにこのソフトウェアにはカレンダーや名札、画像表示などのサンプルコードも含まれる。Python コードなので、$ python 〜.py を実行すれば簡単に Inky pHAT へ表示できる。

私がやりたかったのは名札作りだ。サンプルの名札(name badge)は英語表示なので、画像表示のコードを使って、画像として名札を表示させることにした。

公式サイトに書いてあるとおり、212x104px の PNG の画像にする必要がある。しかもインデックスカラーで色は黒、白、赤のみに設定しなければいけない。私は Photoshop で画像を作成し、「イメージ>モード>インデックスカラー」でインデックスカラーに変換した。その際のカラーテーブルの設定がどうもうまくいかなくて、実際に Inky pHAT へ書き込むと、赤の部分が黒、白が赤・・・のように、なぜか Photoshop 上の色と Inky pHAT の色が変わってしまう。理由はよく分からない。

色にこだわらなければ、それなりにいい感じの名札ができた。もちろん e-ink なので、Inky pHAT を Raspberry Pi から外しても表示はそのままだ。名札入れに入れて名札として使える。