IIJmio ひかりを始めることにした

先日洗濯機を買いに家電ショップに行った際に、半強制的にインターネット回線の勧誘を受けることになった。

私はセールスは大嫌いである。なぜなら「言われるがまま」だから。「安いですよ」と言われたら、その言葉以外に根拠がないのだ。その人の言葉を信じるしかない。良心的なセールスと詐欺との区別はつかない。その場で購入を決めるというのは、絶対に絶対に絶対に避けるべきである。いいなと思っても、家に帰ってじっくり調べ直してから購入するべきである。

だから、私は道ばたのセールスは無視し、家に来たセールスや電話のセールスはきっぱりと断るように決めている。

繰り返すが、何事も「その場の判断」は極力避けるべきだ。抽象度が低くなりがちだからね。

さて、その家電ショップの勧誘が巧妙だったのが、洗濯機の支払いで強制的に席に座らされているとき、急に人が入れ替わって勧誘が始まったこと。

しかたなく話を聞いていると、どうやらフレッツ光とプロバイダが統合されてプロバイダへの支払いだけで済むようになるらしい。この話は以前も聞いたことがある。というのも、訪問販売でやって来た人を、玄関まで間違えて上げてしまい、話を聞く羽目になったときだった。その時は紙に説明を書いて説明されたので「資料をください」と言うと「ない」という。資料なしで販売しに来たのかよ。つまり、てめえの言葉だけを信じろというわけか。その時は追い返した。

今回はと言うと、やっぱり紙に書いて説明された。資料もないという。ヤレヤレ。

もちろん冷たくあしらってその場を切り抜けたけど、家に帰ってしっかり調べてみることにした。

＊＊＊

フレッツ光とプロバイダが統合するなどという話は、これらの勧誘以外では聞いたことがなかった。アヤシい。でも、しっかりネットでリサーチしてみるとだんだん分かってきた。

これは 2015 年２月から始まった「光コラボレーションモデル」と呼ばれるインターネットサービスの利用形態である。

「光コラボレーションモデル」の提供開始について | お知らせ・報道発表 | 企業情報 | NTT東日本
https://www.ntt-east.co.jp/info/detail/150122_01.html

適当なブログ記事とかじゃなくて、ある程度ちゃんとしたサイトでの解説は以下のページになるだろう。

大和恒成の「光コラボ」講座：徹底解説！　いま話題の「光コラボ」って一体なに？ – ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1508/13/news004.html

特にメリットだと思ったのは支払いを一本化できること。現在はフレッツ光（NTT）とプロバイダの楽天ブロードバンドの２つにネット回線用の料金を払っている。しかも、NTT の支払い管理が分かりづらく、サイトも見にくいと思っていた。

Ｍｙビリング
https://www.billing.ntt-west.co.jp/entrance

だから NTT への支払いがなくなりプロバイダへの支払いだけになるのは嬉しい。

では、光コラボレーションモデルに変えるとしたらどのプロバイダがいいかを考えてみたところ、現在 iOS 端末のネット回線で使っている IIJmio の「IIJmio ひかり」がよさそう。現在のデータ SIM プランとの併用で割り引き（mio 割）があるからだ。

光回線インターネットサービスのIIJmioひかり
https://www.iijmio.jp/imh/

具体的に料金を計算してみると、以下のようになる。

【現在】
・NTT フレッツ：4,114 円/月（「光もっともっと割」が適用されたもの）
・楽天ブロードバンド：1,026 円/月
・IIJmio SIM 利用料：1,710 円/月
—
合計：6,850 円/月
↓
【変更後】
・IIJmio 光：3,960 円/月
・IIJmio SIM 利用料：1,710 円/月
・mio 割:：600 円/月
—
合計：5,070 円/月

すなわち、月 1,780 円割り引きになる。

よし、これを機に乗り換えてみよう。

といっても手続きは簡単だ。現在フレッツ光を利用しているので「転用」という手続きを踏むことになる。

（１）フレッツ光で貯めていたポイントで商品交換をしておこうとおもったが、なぜか交換手続きがうまくいかなかったので諦めた。まあ 2000 ポイント程度でたいした商品と交換できないのでよしとしよう。

会員ログイン｜CLUB NTT-West 会員メニュー｜NTT西日本
https://www.club-ntt-west.com/cn-w/auth/

（２）「転用承諾番号」をネットで取得。以下のページに従う。手続きが完了すると転用承諾番号が書かれたメールも届く。

転用のお手続き（光コラボレーションモデルへの移行）│フレッツ光公式│NTT西日本
https://flets-w.com/collabo/

（３）IIJmio のサイトにログインし、申し込み手続きを進める。手続きが完了すると設定情報などが書かれたメールが届く。

光回線インターネットサービスのIIJmioひかり
https://www.iijmio.jp/imh/

（４）３の申し込みの際に、IIJmio が「カウンセリング」と呼ばれる、確認の電話をしてくる日を選択する必要がある。最短でも５日後から。もっと早くしてほしいな。

（あとは電話を待つだけなので、その後の動向に関しては、またブログに書こうと思う。）

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なお、やはり電話や訪問での勧誘には注意したほうがいい。総務省が注意しているように、悪質な業者もいるので、なるべくプロバイダは大手にしよう。

総務省｜光アクセス回線サービスの卸売を受けて提供するサービスに係る販売勧誘方法についての「株式会社Hi-Bit」に対する行政指導（警告）
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000197.html