[読書メモ]『改訂新版 週120ポンドで暮らすロンドン生活術』

p27
入居時の備品の数や状態を記した表を作る作業を inventory check と言う。

p29
説明がよくわからなかったら「訊き返すのも面倒」と流してしまわないで必ず訊き返す。

p47
「日本人はなぜみやげを買うことに執着するのか」

p74
イギリスでは BSE 以降、ヴェジタリアンが急増し、30 代以下の世代の半数がヴェジだとも言う。

pp76-77
気づかなきゃいいでしょ、というのはいけない。彼らがヴェジなのは、食べ物の好き嫌いという次元の問題ではなく、多くの場合は主義・主張のため、要するにポリシーの問題で、絶対に他人が手を出せる領域ではない。

p78
どこまで本心でどこまでジョークかが、非常にわかりづらいという、例の「イギリスのユーモア」なのかもしれない。

p80
イギリスで一般的なキャベツは、日本のとは品種が違い、葉が分厚い上にとても固くて生食には向かない。林望氏の本『イギリスはおいしい』に「とにかくひたすら茹でる」と書かれているのは本当だが、野菜の質が日本でお馴染みのものとはまるで違い、ひたすら茹でなければ食べられないという理由がある。

p81
彼らは砂精を2杯とミルクをたっぷり入れた「ミルキィ&スウィート(milky & sweet)な紅茶で安らぎを覚えているらしかった。これはどうやら労働者階級に多いらしく (肉体労動者はエネルキーの補給が欠かせなかった) “two sugars” というフレーズはイキリス人にとっては言外の意味があるらしい。

p85
イギリスでの外食が異様に高いのは税金のためだ。調理済みの食品は税率 17.5% の付加価値税 VAT(value
added tax)の課税対象となる。自炊が安上がりなのは、自分で調理する食料品は基本的に VAT の対象にならないからである。

p95
コースター(beermat)

p105
赤い造花は第一次世界大戦の戦闘が終結した日 “Remembrance Day” のシンボルだ。

p110
「ダブルデッカー(double decker)」とは「デッキが2つ」、つまり「2階だて車両」のこと。

p160
現地人なら「歩ける距離」とか「 20 分くらいじゃない?」と言うかもしれないが、現実的には脚にターボエンジンでもついていない限り 20 分で歩くことは無理である。

p187
“coffee” は「コーフィー」で “cola” は「コウラ」。「コーラを頼んだのにコーヒーが来た」という場合、ひょっとしたら原因は「オー」と「オウ」かもしれない?