[読書メモ]『やっぱり、イギリス人はおかしい』
p54
都市マラソンは、アマチュアが面白半分、お祭り気分で集まって走っている。オリンピックは各国の選り抜きのアスリートの集合だ。
p115
私はやっぱり自由業でその日凌(しの)ぎをやっているような、常に緊張して生きている男性が好きだ。
p121
報復からは何も得られない。「敵をも許す」ことが解決の鍵であるとカトリックは教える。
p159
「その人の理想はその人の値打ち」
p210
日本国民は選択された情報のみ知らされて、それがすべてだと思っているのです。[…]着るものや食べるものは変わりましたが思考は江戸時代のままです。
p211
グローバリゼイションの今日、どこで暮らそうがよいはずである。生まれる国は選べないが住む国は個人で選べるのだから。
p223
不幸にも、日本社会を嫌っているのは日本のインテリジェントで、日本がいい国だと満足しているのは教育の低い、そして、社会から実際は虐げられている庶民なのだ。
p350
アメリカの衛星国である日本は、解決を図るのではなく、アメリカに追従することで肩を並べようとしているが、追従は同等とは違う。国家の品格、威厳を保ちたければ、アメリカに追従するのではなく、アメリカを説得しなければならない。