ファイアバードに XOOPS をインストールする

XOOPS Cube をファイアバードにインストールしようとしたが、途中でエラーが出て失敗したことを書いた。

ファイアバードに XOOPS Cube をインストールする(失敗) – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2017/11/27/installing-xoops-cube-on-firebird/

そこで、日本語に最適化された XOOPS Cube ではなく、本家の XOOPS を日本語化してインストールすることにした。

(1)XOOPS をダウンロード(現在の XOOPS のバージョンは 2.5.9 )。解凍。

XOOPS Web Application System – Powered by You!
https://xoops.org/

(2)以下のページから日本語化パッケージをダウンロードしてくる。解凍。

Google Code Archive – Long-term storage for Google Code Project Hosting.
https://code.google.com/archive/p/xoops-core-japanese/downloads

(3)2のファイルのうち、utf-8 ディレクトリの中身をを1の htdocs ディレクトリに上書きコピーする。

(4)htdocs ディレクトリを xoops とでもディレクトリ名を変更し、ファイアバードにアップロードする( www.mydomain.com/xoops/ となるわけだ)。

(5)4のアップロードを待っている間にファイアバードでデータベースを作成する。その際文字コードは EUC-JP にする。

(6)ファイルのアップロードが完了したら、www.mydomain.com/xoops/ へブラウザからアクセスする。ウィザードに従ってインストールを進める。

・protector モジュールのインストールはとりあえずしないことにした。

・セキュリティー上のリスクを回避するために、xoops_data ディレクトリと xoops_lib ディレクトリは XOOPS のディレクトリ外に置き、名前を変更するように指示されるのでそうした。そのため、「パス設定>XOOPS 物理パス」では以下のように設定する(ファイアバードの場合)。

 ・XOOPS ドキュメントルートへの物理パス /home/ユーザー名/FTPアカウント名/public_html/xoops
 ・XOOPS データファイル フォルダ /home/ユーザー名/FTPアカウント名/public_html/[xoops_dataを置いたディレクトリ]/[xoops_data]
 ・XOOPS ライブラリ フォルダ /home/ユーザー名/FTPアカウント名/public_html/[xoops_libを置いたディレクトリ]/[xoops_lib]

・「データベース 持続接続」はチェックを外す。
・「データベース文字セット」は「EUC-JP Japanese (ujis)」にする。
・データベース照合は「ujis_japanese_ci (Default)」にする。

これで問題なくインストールができた。

ただ、インストールはできたものの、使い方がよく分からず、デザインもイマイチ。使うことはなさそう・・・。

参考:
XOOPS2.5.5をインストール~日本語化する方法 | ITキヲスク
http://smkn.xsrv.jp/blog/2012/05/install-and-japanese-localize-xoops/

Chapter 2: Introduction | XOOPS Installation Guide
https://xoops.gitbooks.io/xoops-installation-guide/content/book/ch2.html

ユーザーサポート – サポートマニュアル /高機能な大容量レンタルサーバーのファイアバード
https://www.firebird.jp/support/man/install_manual_xoops.php