ファイアバードを SSL 化する
ファイアバードのサイトを SSL 化してみることにした。
（１）「サーバー管理ツール＞ドメイン＞SSL 設定」で対象ドメインを選択し「無料独自 SSL 追加」のタブをクリック。
（２）サイトを選択し、「CSR情報(SSL証明書申請情報)を入力する」は必要ならチェックを入れる。今回はチェックしないことにした。「独自 SSL 設定を追加する（確定）」をクリック。
（３）.htaccess に以下を記述。
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
すぐアクセスすると、“Your connection is not private” などと表示されてアクセスできないが、１時間ほど待つとアクセスできるようになった。
Google Analytics を使っている場合は、各サイトの設定画面で「Property Settings」と「View Settings」の Default URL を https:// に変更しておく。
SSL 化した後の各ウェブサイトの挙動まとめ
・DokuWiki は自動的にログアウトされたが、再ログインして普通に使えた。iframe で読み込んだ非 SSL サイトは表示されなかったが、その部分の URL を無理やり https としたら表示された。
・MediaWiki はそのまま SSL に切り替わった。
・Adobe Muse で作ったページも普通に SSL に切り替わった。
・ファイアバードのデフォルトドメイン（アカウントに自動で付いてくるもの）には最初から共有 SSL が設定されている。でも https にはなっていない。よく分からないので、一旦共有 SSL を削除し、無料独自 SSL を追加してみた。これで https で繋がるようになった。
・ファイアバードは、新たにサブドメインを追加したら、サブドメインごとに SSL の設定をする必要がある。
WordPress はちょっと手こずった。
（１）WordPress の .htaccess を編集する際、すでに # BEGIN WordPress から始まり # END WordPress で終わるコードが書かれていたので（この中に RewriteEngine On の項目もある）、これの後に RewriteEngine On の内容を書き込んだらうまくいった。
（２）WordPress は SSL 化で一旦ログアウトされたが、再ログイン。「Dashboard > Settings > General」で「WordPress Address (URL)」のアドレスを http だったものを https に変更した。ここで一旦ログアウトされるので、再ログイン。
（３）この状態ではまだ個別ページが http のまま接続できてしまう。そこで「Really Simple SSL」というプラグインをインストール。その際「Flush rewrite rules on activation (deselect when you encounter errors)」のチェックは念のためオフにした。すると、常に https で接続されるようになった。
参考：
無料独自SSL設定ガイド | レンタルサーバー【スターサーバー】
https://www.star.ne.jp/manual/guide_ssl_free.php
Webサイトの常時SSL化 | レンタルサーバー【スターサーバー】
https://www.star.ne.jp/manual/homepage_fullssl.php
WordPressで構築されたWebサイトの常時SSL化手順 | 常時SSL Lab. by Zenlogicのファーストサーバ株式会社
https://zenlogic.jp/aossl/operation/wordpress-aossl/
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