[読書メモ]『らんま1/2の秘密』
p47
なびきは決して無謀な値段をふっかけることはないのだ。その理由として考えられるのは、客のふところをいっぺんに枯らしてしまうカッパギ商法では、トラブルを招くことが多いためであろう。なびきには、むしろ、じっくりと気長に、お金をまき上げようという、商売のプロの姿勢がうかがえるのだ。
p87
美女を見たらそのしゃれこうべを思え、という教えがある。どんなに美しい者と会っても、心を奪われてはならないという教えだが、若いころのコロンの美しい姿が描かれるたびに、この言葉が思い出される。
p153
⇒『絶叫!温泉バトル』
p156
良牙のプレゼントの特徴は、どれもが地方の特産物。さすがに良牙だけあって、日本全土を自分の足で踏破(とうは)し、しっかりとディスカバージャパンしている、のはよくわかるのだけど、その土産品が問題だ。良牙がプレゼントするのは、生八ツ橋だのもみじ饅頭だの出雲ソバだのと、どれもこれもが、あまりにもセンスがない。いくらまっというに女の子とつきあったことがない良牙でも、このセンスはオヤジ以外の何ものでもない。どだい、どこの誰が考えても恋人へのプレゼントとは受け取れないだろう。
p159
「格闘と名のつくものには負けたことはない」というプライドを持つらんま
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