[Mac] 指定フォルダ内の写真の位置情報を自動削除する
写真をオンラインに公開したいときに、写真に含まれる位置情報が公開されてしまうサイトがある。そういう場合は予め位置情報を削除しておく必要があったりする。
そこで Mac で指定フォルダへ写真を入れれば、自動的に位置情報が削除するようにしてみた。
使用ツール:ExifTool(無料)、Hazel(有料)、Automator(Mac 標準アプリ)
(1)ExifTool と Hazel をインストールする。
ExifTool by Phil Harvey
https://sno.phy.queensu.ca/~phil/exiftool/
Noodlesoft – Noodlesoft – Simply Useful Software
https://www.noodlesoft.com/
(2)位置情報削除用のフォルダを作成する。
(3)Automator を開き、Workflow を新規作成する(私は Mac を英語で使用している)。
(4)左の検索欄から Run Shell Script を検索し、右側へドラッグアンドドロップ。
(5)Run Shell Script 内を以下のように設定する。
・Shell: /bin/bash
・Pass input: to stdin
・シェルスクリプト: /usr/local/bin/exiftool -geotag= [2のフォルダへのパス]
これで試しに2のフォルダに位置情報が含まれた写真を入れ、Automator で Run をクリック。すると、位置情報が削除された画像(およびバックアップの画像)が作成される。
(6)File>Save で Workflow を保存する。
(7)Hazel を開き2のフォルダを追加。
(8)7に対して Rules を+ボタンで追加。以下のように設定する。
・Name: 適当に分かりやすい名前
・If all of the following conditions are met: Extension is jpg
・Do the following to the matched file or folder: Run Automator workflow [6のファイルを指定]
OK で保存。
これで2のフォルダに JPG ファイルを入れるだけで、自動的に位置情報を削除される。
参考:
exiftool Application Documentation
https://sno.phy.queensu.ca/~phil/exiftool/exiftool_pod.html#GEOTAGGING-EXAMPLES
[Raspberry Pi] 3.5 インチタッチ液晶でデジタルフォトフレーム – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2018/06/06/digital-photo-frame-with-raspberrypi/
MacでExif情報を編集するにはexiftoolがおすすめ | Info shelf
https://ryuichi0801.com/exiftool/