[読書メモ][Kindle]『その「1錠」が脳をダメにする』
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病気を治すのは、私たち自身の身体です。
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私たち薬剤師は、薬学部に入学したときから薬の勉強を続けることになりますが、真っ先に教わるのは「薬は身体にとって異物であり、毒である」ということです。それが薬の基本です。
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日本人ほど、薬好きで、薬に対する警戒心の薄い民族はいません。
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薬の数が増えれば増えるほど、副作用のリスクは加速度的に増す
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つらい身体で病院に行き、翌日には職場で薬袋を出して、薬を飲み「ちゃんと病院へ行きましたよ」とアピールする。こんな発想のすべてがおかしいのです。
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一度の診療で7種類もの薬を処方してもらえたら、患者さんも大満足。戦利品を勝ち取った気分です。風邪が治る気もしてくるでしょう。/こうした人こそ、医療側にとっても製薬会社にとっても〝よいお客様〟なのです。
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今の日本において大事なのは、消費者である私たちがもっと賢くなることです。流されてくる情報を鵜呑みにせず、正しい知識と理解を持つことです。
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食欲がないときには、食事をする必要はありません。食べるという行為はエネルギーを使います。発熱時、味がしない、何を食べても苦く感じるというのは、身体が「食べないで」とサインを送っている証です。
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薬という便利なものがあるために、生活を変えるよりも、薬で簡単に症状にふたをすることを選んでしまうのです。
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健診の際に緊張して数値が上がってしまう人もいます。
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ジェネリック薬品メーカーの中には、先発薬より評判のよいジェネリックをつくる優秀な会社もあります。形状を飲みやすくしたり、誤飲を防ぐために錠剤に薬名を刻んだりなど、独自の工夫を加える発展的な会社もあります。
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主要な輸入先は、韓国と中国です。韓国は中小企業の技術力が低いうえ、安全面への配慮が十分でない体質があります。中国が安全性の無法地帯であることはご存じのとおりです。
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大切なのは、胃腸を休めて、身体機能を高く保つことです。飽食の時代といわれて久しい現代、日本人の大半は食べ過ぎです。
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きれいなピルケースに市販薬を入れて持ち歩く若い女性が増えています。/薬がファッションの一部にもなってきているのです。こうした薬の飲み方を「カジュアル飲み」というそうです。
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過敏性腸症候群とは、下痢や便秘などの便通異常が、おなかの痛みや張りなどの不快感をともないながら、くり返される病気のことです。原因はストレスといわれています。
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仕事や生き方に決まりはありません。どんなふうに生きるか、決めるのは自分自身です。仕事をやめるのが難しくても、趣味や「楽しい!」と思える時間をどんどん取り入れていくだけでも、ストレスは大きく軽減できるでしょう。
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漢方薬は現在、1100億円の市場規模を有し、このうちの900億円が処方薬
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生活改善を上回るサプリメントはない
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生活習慣を改めない限り、どんなによい商品をとったところで、真の健康は得られません。
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蚊に刺されたかゆみを避けたい気持ちはよくわかります。そのような場合には、ユーカリやゼラニウム、ラベンダー、レモングラス、シトロネラなどのアロマオイル(精油)から好きな香りを選んで数滴、水を入れたスプレー瓶に入れて混ぜてみましょう。これらは蚊の嫌いな香りです。
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生きがいを持って人生を楽しんでいる人は病気になりにくいこと。