[読書メモ]『イギリス歳時記』
p26
英国国鉄は絶えず人生の意外性を味わわせてくれる。
p36
オペアガール(家事の手伝いをする代わりに英語を習わせてもらう)
p44
テレビのおとぎ話として6年越しに放映された広告がある。
p47
マナーの第一原則は周囲の人に不快な思いをさせないことだ。
p58
気取った言い回しや長い文章を避けて、たとえ少しは発音が悪くても、耳から聞いて判りやすい言葉を選ぶ。日常生活で普通に使わない言葉や本の上でしか見たことのない表現もなるべく避けることにしている。
p65
アガサ・クリスティやジェフリー・アーチャーでも構わないし、政治家の伝記でも、『ヘンリー八世の六人の妻』(アントニア・フレーザー)でもいい。ジョアンナ・トロロープの田舎の色恋物語でも結構。さらには、新聞、雑誌のゴシップ記事でもいい。とにかく、イギリス人が書いたものをたくさん読むことだ。そして、内容をはっきり理解することだ。
p87
彼女達に共通しているのは、仕事を通じて自らを確立したのであって、夫や子どもによって自分の人生が決定されたのではないという事実だ。どのような仕事に就いていようとも、彼女達は仕事をの楽しみ、自分がやりたいからやっているのであって、人のためにやっているわけではない。
p99
この季節、田舎道を車で走っていると、あちこちに Pick your own と下手な字で、あり合わせの神に書いた札が立っている。Pick your own とは自分で摘め、ということだ。見渡す限りのイチゴ畑。
p110
ポニー・ライディング(子馬に乗ること)、パンチ・アンド・ジュディ(人形劇)
p123
アスコットの王室特別席、ロイヤル・エンクロジャーへ入るのには、男性はモーニングにトップハット、女性は帽子をかぶらねばならない。
p127
アスコット全体が華麗なお遊びであり、スノビズムなのだ。
p127
アスコットで忘れてはならないものにピクニック・ランチがある。
p127
アスコットが競馬というより社交だとしたら、ダービーは競馬にもっと重点が置かれているといってよい。
p147
「どうも我々は少しスノッブでしてね。みんながゴルフ、ゴルフと騒ぐ時にはやらないのですよ」
p147
イギリスで最も人気のあるスポーツといえば、それは間違いなく「歩くこと」である。
p153
生活保護は固定した住所がないと受けられないのが原則だ。
p163
8月から9月にかけて、エリザベス女王は夏休みをとる。毎年彼女が夏を過ごすのは、スコットランドのバラモラル城と決まっている。
p183
キス・アンド・テル・ガール
p216
小説を書くことは、最高の孤独の慰めと知った。
p232
ピューリタニカル(禁欲的)
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