VMware Fusion の macOS をリカバリーモードで起動する
VMware Fusion のゲスト OS で High Sierra を使っている。今回 SIP(システム整合性保護機構)をオフにするため、リカバリーモードで起動してみた。
参考にしたのは以下のサイト。簡単そうな vmx ファイルを編集する方法を試してみた。
VMware FusionのゲストmacOSをリカバリモードで確実に起動する方法 | ソフトアンテナブログ
https://www.softantenna.com/wp/tips/vmware-fusion-macos-guest-recovery-mode/
環境:VMware Fusion 10.1.6
(1)ゲスト OS をシャットダウンする。VMware Fusion も終了する。
(2)ゲスト OS の~.vmwarevm というファイルを右クリックし、Show Package Contents をクリック。
(3)~.vmx というファイルをテキストエディタで開き、最終行に以下を追加。
macosguest.forceRecoveryModeInstall = "TRUE"
(4)ゲスト OS を起動する。
これでリカバリーモードで起動できた。これで Terminal を使って以下のコマンドで SIP を無効化できる。
$ csrutil disable
(5)再びゲスト OS をシャットダウン。VMware Fusion も終了。そして、前述の方法で再び vmx ファイルを開いて3で追加した行を削除。
これでゲスト OS を起動・・・と思いきや、なぜかまたリカバリーモードに入ってしまう。いろいろ試したけど、通常の起動ができなくなった。
まあ、VMware は実験用として使っていたので、起動できなくてもダメージは小さい。再インストールをした。
再インストール後再び試したところ、リカバリーモードで起動するには電源をオンにする際に普通に command + r を押せばよかった(=通常の Mac で行う方法と同じことをする)。もちろん、再起動後は通常起動ができた。
ちなみにこの過程で知ったことだが、VMware Fusion で Virtual Machine > Power On To Firmware とすれば、ファームウェアととして起動できること。
参考:
[Mac] ファイルの複製で _v2、_v3・・・と末尾に付ける – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2019/01/31/duplicate-files-with-specific-suffix/