[Mac] Chrome 拡張 Requestly を使って URL の書き換え2
ウェブページの URL をどこかにコピペしたり、SNS で共有したりしたい時がある。そういうとき、長々とした URL だと格好が悪かったり見にくかったりにする。ウェブページの運営者はアクセス解析のために URL をいじっているから URL は長くなりがちだ。
最近は Amazon や YouTube 等のサイトの URL をコピペ&共有することが多いので、自動で URL を書き換える方法に挑戦してみた。
参考:
[Mac] Chrome 拡張 Requestly を使って URL の書き換え – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2019/04/21/chrome-extension-requestly/
今回は Amazon および YouTube での URL 書き換えである。やりたいことは以下だ。
・YouTube の &feature や &ref 以下を削除して、www.youtube.com/watch?v=[文字列]
にしたい。
・Amazon の個別商品ページを amazon.co.jp/dp/[ASIN]/ にしたい。
(1)Google Chrome で自動で URL を書き換えるには Requestly という Chrome 拡張機能を使えばいい。インストールする。
Requestly – Chrome Firefox extension to modify network requests
https://www.requestly.in/
なお、無料でこの拡張機能を使うには、アクティブなルール(同時使用できるルール)は3つまでとなる。しかし、URL の書き換えだけなら、一つのルールの中にいくつも Pairs(書き換え用のペア)を登録できる。
参考:
Requestly Premium – Pricing Plans
https://app.requestly.in/pricing
(2)Chrome の「Requestly のアイコン>Open app」をクリック。
(3)右上の New Rule をクリック。Replace Host を選択して、以下のルールを登録、Save で保存(New ボタンをクリックすることで、Rule 内でいくつもの Pairs を追加できる)。
(3-1)Amazon で amazon.co.jp/dp/[ASIN]/ にするルール
・Rule Name:[適当なルール名]
・Description (optional) :(任意のメモ)
・Replace :/(^http.+?amazon.co.jp)(.*)(\/dp\/)(.*)/
・With :$1$3$4
・Request :Url・Matches (Regex)
(3-2)YouTube で &feature 以下を削除するルール
・Rule Name:[適当なルール名]
・Description (optional) :(任意のメモ)
・Replace :&feature
・With :(空白)
・Request :Url・Matches (Regex)
・Edit Filter をクリックし Page URL に youtube.com と入力、Save をクリック。
(3-3)Amazon や YouTube で ref 以下を削除するルール
・Rule Name:[適当なルール名]
・Description (optional) :(任意のメモ)
・Replace :/^(?!.*cart)(.*)(ref=)(.+)/ig
・With :$1
・Request :Url・Matches (Regex)
(3-3)で (?!.*cart)
としているのは、普通に ref 以下を削除すると、Amazon の注文ページに移動できなくなってしまうから。cart という文字列を含む URL では書き換えが発生しないようにした。
(4)Chrome では URL バーに ama とタイプしたあとスペースキーを押すと、そのまま Amazon で検索できる。しかし、デフォルトの設定では3のルールを適用すると、その検索ができなくなってしまう。
その対処法は以下。
(4-1)Chrome の「Settings>Search engine>Manage search engines」をクリック。
(4-2)amazon.co.jp の「・・・」(縦に並んでいる)をクリック。Edit をクリック。
(4-3)以下のように設定し、Save をクリック。
・Keyword:ama
・URL with %s in place of query:https://www.amazon.co.jp/s?k=%s
(デフォルトだと http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_2?__mk_ja_JP=%s&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%s&x=0&Ay=0 になっている)
これで自動的に URL が書き換わるようになる。
参考:
正規表現で文字列を含まない、否定の記述 | UX MILK
https://uxmilk.jp/50674
Chromeの検索窓でAmazon等色々なサイトの検索をする方法
https://webmist.info/chrome-search-custom/
正規表現で論理積(AND)を実現する – Qiita
https://qiita.com/n4o847/items/dbcd0b8af3781d221424