Twitter bot 2021(1)

これまで Twitter bot は Mac や Raspberry Pi で作ってきたが、いずれも無理やり実現していたものだった。Twitter API の申請が使えない状態になっているので、その他の方法を使うしかない。結局 RaspberrPi 等で GUI 操作を自動化することでツイートを実現していた。

参考:
Twitter developer account の申請はハードルが高い – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2018/12/09/applying-to-twitter-developer-account/

しかしその方法だとマシン操作を専有してしまうし、使っていたコマンドラインツールの tw も投稿に失敗することが時々ある。何かと不便だった。

そこで Twitter bot として使っていた Raspberry Pi が壊れたのを機に、別の方法に移行することにした。

私がやりたい Twitter bot は以下のようなものだ。

・Twitter bot を4アカウントで運営する。
・うち2つは過去のブログ記事の URL をツイートする。ツイートする記事はランダムに選ぶ。
・必要以上にお金を掛けたくない。

過去のブログ記事の URL をツイートする際、大量にあるブログ記事 URL を管理するには、やはり FileMaker Server を使うことになる。ランダムに記事を選び出し、かつ全体をツイートし終えるまでは重複がないように選び出すには FileMaker ならできる。

ブログ記事の URL をツイートする以外の、定型文のツイートも、定型文を管理するには FileMaker が便利だ。

となると、FileMaker との連携を考えなくてはいけない。

FileMaker で投稿テキストを作成し、Twitter に渡す仕組みを作る必要があるが、前述の通り Twitter API が使えない状態だ。API が使えれば FileMaker から直接ツイートしたりできるんだろうけれど、違う方法を採用しなければいけない。

私が考えたのは、FileMaker から Pleroma に自動投稿し、Pleroma に投稿されたものを Twitter に転送する、という方法だ。

FileMaker Server(投稿文作成) –(API)–> Pleroma –(転送ツール)–> Twitter

Pleroma は自分で作る Twitter なので API が自由に使える。FileMaker から API を使って Pleroma に投稿することもできた。

FileMaker から Pleroma に投稿する – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/06/08/posting-on-pleroma-with-filemaker/

では Pleroma から Twitter へどうやって転送するか。ワークフロー自動化ツールを自分で立てようとして、n8n、Huginn、Beehive、Trigger Happy、Flogo などを試してみたが、n8n、Huginn、Beehive は結局 Twitter API が必要となり、私の場合条件に合わないし、Trigger Happy と Flogo は立てること自体ができなかった(自動化ツールを立てる試行錯誤の過程はここ最近ブログに書いてきた。)

しかたないので、オンラインのワークフロー自動化ツールを使うことにした。

(続く)