[iOS] IFTTT を使って写真を自動アップロードする

iPhone や iPad で写真をよく撮るけれど、シャッター音が鳴らない海外版の iPhone での撮影をすることが多い。iPhone で撮影し、iCloud Photo Library を通じて iPad で閲覧する。

多くの人は撮りっぱなしだろう。しかし私は、写真はなるべく端末に残さず、定期的に Mac へ移動、日付と時刻ベースにファイル名を変更し、Google Drive へ整理してアップロードしている。

問題はどうやって Mac へ写真を転送するかだ。最近は iOS にインストールした Dropbox の Camera Uploads を利用していた。Dropbox を起動すると自動的に撮影した写真が Dropbox へアップロードされる。Mac には Drobox アプリを入れているので、すぐに写真の整理を開始できるわけだ。

この方法はアップロードごとに Dropbox アプリを起動する必要があるものの、簡単に Mac への転送ができるのがいい。ただ問題は、アップロードの速度が遅すぎること。Dropbox アプリを起動しても、アップロード完了まですごーく時間が掛かる。これでは使い物にならない。

以下のフォーラムにも Dropbox のカメラアップロードが遅いことについて書かれているが、解決策も紹介されている。

Is it just me or does Dropbox photo sync kinda… Just suck on iOS? : iphone
https://www.reddit.com/r/iphone/comments/2z6hfu/is_it_just_me_or_does_dropbox_photo_sync_kinda/

解決策として紹介されているのは IFTTT を利用すること。写真を撮影すると自動的にアップロードしてくれる Applet があるからだ。

Back up new iOS photos you take to Dropbox – IFTTT
https://ifttt.com/applets/49370496d-back-up-new-ios-photos-you-take-to-dropbox

この Applet のいいところは、バックグラウンドで動作すること。いちいちアプリを起動しなくてもいい。また、撮影後すぐにアップロードが実行されるのがうれしい。Dropbox みたいに待たなくていい! 今度からこれを利用しよう。

ただ少し注意点がある。まず、新規に撮影した写真のみしかアップロードされないこと。過去に撮った写真はさかのぼってアップロードされないので、最初は別個に Dropbox アプリを利用するなりしてアップロードが必要だ。

そして、自動アップロードは撮影した端末でなければいけない。どういうことかというと、私のように iPhone で撮影した写真が iCloud Photo Library を通じて iPad でも同期されるとはいえ、IFTTT と Dropbox は iPhone にインストールしておかなければいけない。実際の撮影をしていない iPad からはアップロードされないのだ。