[読書メモ][Kindle]『苫米地式 超光速コミュニケーション術』
自分と相手の関係性を把握できていない会話は、物事や状況を前進させることは決してありません。同じ場所をぐるぐる回りつづけるだけ。つまり、単なる時間の浪費にすぎません。(Loc 354)
車を売っている人は、商品である車自体のクオリティを高めることが「コミュニケーションの情報の中身をよくする」ことになります。(Loc 396)
商品やサービスに関する知識を徹底的に集めて習得し、世界に自分より詳しい人間はいないレベルにまですることが重要です。(Loc 399)
コミュニケーションにおいて「直接会う、会わない」は、実は大した問題ではありません。(Loc 451)
会って話さないと円滑なコミュニケーションがとれないと言っている人は、コミュニケーションの本質を理解していない証拠です。(Loc 465)
なりたい自分になったり、やりたいことを達成するためには、何よりも先にゴールを決め、自分がそのゴールを実現した未来の姿を強い臨場感でイメージすることがカギです。こうすることで、脳の機能が活性化して実際にゴールの実現に向かっていくことができるのです。(Loc 497)
世の中の多くの人は、自分のゴールを自分で設定していないからです。あなたのゴールもまた、両親、学校、会社などに洗脳され、与えられたゴール(他人が設定したゴール)を自分のゴールだと思い込まされているのです。(Loc 507)
人間は「WANT TOのゴール」に対しては高いモチベーションを維持することができます。(Loc 514)
「何を伝えたいか」という意図の内容は自分で決めることが大切です。 他人が見たらどう思われるかとか、自分はワガママな人間と思われるのではないかとか考慮する必要は一切ありません。そういう制限・制約を考えた時点で、他人や社会の評価が入ってしまい、ゴールが「HAVE TO」になってしまいます。(Loc 532)
「今の自分の意図は、100万人の人に影響を与えることができるか?」 という問いかけです。(Loc 621)
使用する言葉を最小限にすることができれば、内容が単純明快になりますし、誤りが入り込む余地が少なくなり、正確な情報発信ができます。また、情報の交換に無駄な時間を費やさなくてすむし、やりとりの回数も少なくなります。 できるだけ短い会話や文章で必要な情報が伝わった方がその情報の価値は高まります。(Loc 928)
彼らは日ごろ何も考えていないから、いざ首相や大臣になったときにとんでもない行動や失言を繰り返して、国民の批判を受けるのです。(Loc 998)
もちろんこの程度の内容なら、私とわざわざアポイントを取らずとも秘書か担当者にメールをしてくれれば済む話ですよね。(Loc 1067)
仕事でミスをしたとき、ほとんどの人は「まずは謝らなきゃ」と考え、相手に謝罪します。しかし、私が思うに「まず謝ろう」という発想自体が常識による洗脳なのです。(Loc 1608)
つまり謝罪をする必要性もなくなります。なぜなら、謝罪によって状況は何も変わらないからです。だから、何かミスを犯してしまったら、謝罪ではなく事実報告だけをして、あとは罰則規定に基づいたペナルティを黙って受ける。それだけの話です。(Loc 1618)
それに、このように「緊張してもいいんだ」と考えるだけでも、対面時の緊張感をだいぶやわらげることができます。なぜなら、「緊張してはダメだ」という強く意識することがかえってプレッシャーとなって自分自身を追い込み、緊張感を増幅させる原因になるからです。「緊張してもいい」と思えば、心身ともにリラックスすることができ、緊張しなくなるものなのです。(Loc 1726)
会話が続かないことを悩んでいる人も多いようですが、そんなことで悩まないでください。(Loc 1775)
コミュニケーションの原動力となるのは「自分の意図」です。あなたの中に「相手に○○を伝えたい」という意図が生じれば、自然と話せるようになるし、会話も続きます。(Loc 1778)
「沈黙はいけない」「会話はできるだけ長く続けなければいけない」「話に詰まる人はコミュニケーション能力が低いダメな人だ」というのは、すべて社会的洗脳です。そんな価値観に騙されてはいけません。(Loc 1782)
会社の会議で判断の基準にしていい意図は「会社全体として意図」、つまり会社の方針やルールのみです。(Loc 1811)
ですから、非言語の働きかけから身を守るには、まずは対面でのコミュニケーションはできるだけ避け、もしどうしても会わなければならない場合も相手の視覚情報(見た目、服装)や音声情報(口調など)は絶対に判断材料にしないことです。(Loc 2107)
怖がらせることで強烈なトランス状態をつくり、相手の内部表現を書き換える方法は、伝統的な催眠では驚愕法と呼ばれ、古くから行なわれている手法です。(Loc 2136)
車の原価はキロ当たり1000円前後です。もし重量1トンの車ならば原価10万円、2トンならば原価20万円になります。そこに人件費や広告宣伝費、流通費などが加算されるため、どんな車も実質的な原価はだいたい100万円ぐらいになります。(Loc 2153)