[読書メモ]『君も年収1億円プレーヤーになれる』

p4
一生働かなくても暮らしていけるような人を、初めて “rich” と呼べるのです。

p24
彼らは「お金がないと不安」という意識を私たちに植えつけることで、“支配の道具” としてお金を利用しているのです。

p39
自分には “場違い” なことをして、「お金持ちの暮らし」にリアリティを感じるまで慣れてみるのです。

p51
“お金になるかどうか” は、過去のマーケットでの実績にとらわれた過去のバリューだからです。それが最大のスコトーマとなって、未来のバリューが見えなくなってしまうのです。

pp51-52
人のためにならないということは、お金を使うばかりで入ってくることがありませんよね。“お金になるかどうか” は関係ない、コスト度外視の世界ということです。そして、そういう世界を深く知っておくことが、実はスコトーマをはずすのにとても有効なのです。

p64
何ら発展性のない “仲良しごっこ” な知り合いの輪と本当の人脈の違いが分かれば、有効性のある人脈を構築できます。

p83
ほかと比較することで自らの価値を表現しようとすると、「うちはよそより安いですよ」とか「仕事を早くやりますよ」と競わないといけなくなります。/しかし、そこで「うちのサービスには、よそにはない価値がありますよ」と言うことにより、こうした競争から抜け出すことができるのです。

p101
「頭をよく見せたい」と思うということはすなわち、「自分は頭がよくない」と考えているのと同義です。これはいけません。なぜなら、自分がバカだと思うとエフィカシー(自己評価)が下がり、ますますバカになるからです。

p136
とりわけ、日本の企業社会は組織のピラミッド構造が強固なため、所属するフレーム以外の情報認識はあまり必要とされません。[…]そこに、スコトーマが生じてしまうわけです。

pp136-137
いつもとは違うフレームから取り入れられた情報こそが、新たなフレームを構築する土台になりうるからです。

p140
出生したいなら人事部長のところに行くより社長のところに行くほうが確実です。

p144
テクニックとして感情的になる “フリ” をするのはアリですが、本当に感情的になるのはアウトです。

p145
「社員が財産」というのは一見いいことを言っているようですが、トップの人間が「会社も社員も自分の所有物である」と思ってしまいがちという点で、問題のある考え方なのです。

p147
「ゴールの達成と関係があるかないか」という視点から重要度を評価することが大事

p156
いちいち仕事に関係のないことでつまずいていては、いつまで経ってもゴールに辿り着きません。

p163
あなたが「ここは心地よい空間だ」と思うと、相手にも同じように居心地のいい空間になるのです。

p209
お酒を飲まなければ付き合えないような人とは、付き合いをやめてください。

p228
これらの情報は、すべて発信源からあなたに伝わるまでに多くの人や多くのメディアのフィルターを通して伝わった、極めて「ゆがみの大きい情報」なのです。その過程で何らかの操作が行われ、作為的な意図を含んでいる場合すらあります。

p235
検索エンジンは「意図的な情報操作を受けるリスクのある情報」を信じさせられる可能性があるうえに、「決して知識が増えることのない」ものだということを知ってください。

p236
検索エンジンで情報を調べるということは、この「例」を増やしている行為にあたります。あなたの脳が認識できるのは、すでに過去において知っている概念の例にすぎず、膨大にある例の中から、ときどき気になる例を引き出しているにすぎません。

p237
もし、覚えておく必要があるスピーチがあるとしたら、書いてきた原稿を読めばオーケーです。かっこをつけて覚える必要はありません。

p243
もし本気で応援のお陰で勝つことができたと思っているような選手がいるとしたら、そちらのほうが大問題です。

p245
お見合いパーティーに参加している人たちは、男女交際のマーケットにあぶれた人びとです。そんな場所で出会った同士がその後もうまくいくことは難しいでしょう。くれぐれも自分のエフィカシーを下げるような行為は避けるようにしてください。