[読書メモ]『「悩み」の正体』

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その「悩み」をゆっくり悩むことさえできない時代。

p68
ときには「何もしない」「何もされない」という「やさしさ」が、さらに深く自分や相手を傷つけることもある。

p104
そこには、「考えたくない」と同時に、「信じたい」という気持ちも働いている。

p136
いったいいつから、「考え込むこと」や「足踏みすること」は病的で悪いこと、すぐに取り除かなければならないこと、と見なされるようになってしまったのだろう。

p166
私自身は新しく導入された技術や新しい商品が好きなほうなので、よもや「機械の前で立ち往生」などということはあるまい、と思っていた。