[読書メモ]『コーポレートコーチング 上』

Location: 67
最大の違いは「インストラクター」は技術を教え、「コーチ」は目標達成の手助けをするという点です。「コーチ(coach)」という言葉はもともと「馬車」のことです。/人や荷物を乗せて(載せて)、目的地まで連れていってくれる乗り物を「コーチ」と呼んだわけです。

Location: 87
人から与えられたもの、押し付けられたものはゴールとはなり得ません。/人から与えられたもの、押し付けられたものをゴールにしてしまう人のことを「奴隷」と呼びます。

Location: 182
コーチは「そんなゴールは変えた方がいい」とか「そのゴールはやめましょう」などと言ってはいけません。

Location: 218
「コアーシブ」というのは、リーダーが抑圧的に、あるいは恐怖を利用して人を動かす、もしくは報酬を利用して人を動かすような組織を言います。

Location: 360
私たちが 情動的な行動をするということは、コーポレート空間の臨場感が下がってしまった証拠です。

Location: 446
自動車のような物理的な製品を作っているとしても、現代においてはイノベーションは情報空間で生まれるわけですから

Location: 577
「雇われている」という発想から抜け出せない限り、「組織のゴールを常に更新していこう」などと考えられるはずがありません。

Location: 621
苫米地式コーチングでは、「現状の最適化」は「退化」であると捉えます。

Location: 657
「進化」とは周囲にいる者たちがこぞって反対し、特に親などは徹底的に引き止めるようなところへ、「俺は行く」と言って、行ってしまうものを言うのです。

Location: 672
ほとんどの企業ビジョンは、抽象度が低すぎるのです。/企業の多くは、「現状の最適化をすれば業績が上がる」と思っているようですが、そんなことはありません。

Location: 723
危機感や恐怖感を覚えているときというのは、IQが下がった状態です。/IQが下がった状態では、ハイパフォーマンスを発揮することはできません。

Location: 732
隣の同僚のこととか、係長や課長のことばかり考えているような人が多い組織よりも、まだ見ぬ新製品の方に臨場感をより強く覚えている人が多い組織の方が、ハイパフォーマンスになるに違いありません。

Location: 851
彼らは、過去の数字で未来が正確にわかると心から信じ込んでいる人たちです。

Location: 864
「コーポレートミッション」とは、組織のトップが掲げる組織のゴールです。

Location: 909
特に企業においては民主主義はありません。/業務命令は常に上意下達です。