Debian with Raspberry Pi Desktop に GitBucket をインストールする

Git を以前から試してみたいと思っていた。私の場合、執筆環境として使うためだ。

ただ、そのためにレンタルサーバーを借りるのはもったいない。調べたところ GitBucket なら Raspberry Pi にも構築でき、動作も軽いという。というわけで、試しに Mac の VMware Fusion 上の Debian with Raspberry Pi Desktop で試してみることにした。

gitbucket
https://github.com/gitbucket

Raspberry Pi Desktop – Raspberry Pi
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-desktop/

GitBucket のインストールは驚くほど簡単だ。

(1)Java をインストールする。

$ sudo apt-get install oracle-java8-jdk

(2)GitBucket 用のディレクトリを作成する。

$ mkdir gitbucket

(3)GitBucket のリリース情報ページで最新バージョンを確認する。今回は 4.31.2 が最新だった。

Releases · gitbucket/gitbucket
https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases

(4)2の GitBucket ディレクトリへ移動。

$ cd /mnt/usbhdd/gitbucket

(5)gitbucket.war をダウンロード

$ sudo wget -O gitbucket.war https://github.com/gitbucket/gitbucket/releases/download/4.31.2/gitbucket.war

ただ、なぜかバージョン 4.31.2 ではエラーが出た。なので一つ前の 4.31.1 をダウンロードした。

(6)gitbucket.war を起動する。

$ sudo java -jar gitbucket.war

これでブラウザから http://[VMware Fusion の IP アドレス]:8080/ へアクセス。root/root でログインできる。

***

初めて Git とやらを触ってみたけど、勉強不足であまり理解できていない。それでも、私のように一人で執筆するには向かないなと直感的に分かった。単なる執筆のために仰々しすぎる。Raspberry Pi に大事な原稿を預けるのは不安だし、バックアップ体制を作るのも労力だけ掛かって無駄な気がした。

そしてクライアントの使い方もよく分からなかったり、接続できなかったりした。まだ理解できていないせいかもしれないけど。Mac の GitUp は使い方がよく分からなかったし、iOS の Working Copy アプリは、アプリの使い勝手は良さそうなものの、GitBucket に接続ができなかった。

参考:
RaspberryPi3にGitBucket4.10.0をインストールして自前Gitサーバーを立てる – inamuu.com
https://inamuu.com/raspberrypi3%E3%81%ABgitbucket%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

Raspberry Pi 2にGitBucketをインストールする
http://itemy.net/?p=1526

[macOS向け] gitのクライアントはGitUpがいいぞ。 – Qiita
https://qiita.com/JotaroS/items/5042d2944cf0573f133e

iOSアプリWorking CopyとTextasticでgitが使えるモバイル開発環境を作る | 東京上野のWeb制作会社LIG
https://liginc.co.jp/323828