[読書メモ]『「勉強が大好きな子」に育てる本』
p3
子どもを勉強好きにするためには、まず、お母さんやお父さんが自分の子どもをよく観察し、知っておく必要があります。
p17
一方的に命令するのではなく、子どもの行動パターンを読んで、ちょっと方向づけてあげたり、がんばれるように手を貸してあげる。
p23
自発的な意欲がある子どもにとって、外的な報酬はマイナス要因になりうるということです。
p25
苦手なものが些細なきっかけで好きになるのと同様、得意だったものが嫌いになったり苦手になったりする場合も多いのです。
p29
特に早期に始めるべきなのは、データベースづくり。コンピュータと同様に人間の脳もまた、まずは基本のデータをしっかりインストールすることが必要なのです。
p54
親の生活態度を見れば、子どものレベルはだいたい判断できます。
p54
「集団内での暗黙の方向づけ」[…]親が知的な生活を送っていれば、子どもも同じような方向に育っていくものです。
p57
ダイエット中にも関わらず、いただきもののケーキがあるとつい手を出してしまうお母さん同様、子どもだって、手の届くところに遊び道具があれば、勉強よりもそちらに魅力を感じてしまいます。
pp90-91
統計学的に見ると、受験勉強がきびしい時代のほうが、子どもの問題は少なかったのです。
p149
就学後は、子どもの教育は学校がやってくれると安心していたら、取り返しのつかないことになります。
p153
くだらないテレビ番組ばかり見ていたり、お酒を飲んで帰ってきてソファで寝込んでしまうようでは、子どもには尊敬されません。
p162
ときには突拍子もないことを試したりするので失敗もあるのですが、何度か繰り返し試すうちに、必ずいい方法が見つかります。
p163
子どもでもおとなでも、人間は案外、新しいことを試すことに臆病です。