Hackintosh に挑戦する 2019(1)

先日 SSD が壊れたことについて書いた。

[Hackintosh] SSD が突然死した – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2019/08/14/ssd-broken/

バックアップも取っていなかったので Hackintosh を再構築することになった。

去年は Unibeasts と MultiBeast を使ったインストールを行った。

Hackintosh に挑戦する 2018 – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2018/08/22/hackintosh-2018/

参考:
tonymacx86式インストール手順 (その1: UniBeast) – Boot macOS
https://bootmacos.com/entry/2019/06/30/153331

しかし、macOS をバニラな状態で Hackintosh を作る方が何かといいらしい。ということで、今回はその方法に挑戦することにした。

参考:
macOSをバニラに保ってインストールする – Boot macOS
https://bootmacos.com/entry/2017/09/12/230532

今回の構成は以下のようになる(以前との違いは SSD を新しいものにしただけ)。

・メモリ:8GB(W4U2400CM-4G)、32GB(TEAM DDR4 2666Mhz PC4-21300 16GBx2枚)
・マザーボード:Gigabyte H370 HD3
・CPU:Intel CPU Core i3-8100
・電源ユニット:玄人志向 KRPW-AK750W/88+
・SSD:シリコンパワー 512GB A55シリーズ SP512GBSS3A55S25
・グラフィックカード:ASRock ビデオカード Radeon RX570搭載 3モード切替モデル PGX Radeon RX570 8G OC
・PC ケース:BECITE Iron Grey – ビサイト アイアングレー (ECB3080BI-03)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?bg=1&br=72&sbr=79&ic=442886&lf=0
・ディスプレイ:ELECROW 11.6インチディスプレイ(通常は外している)
・キーボード:Magic Keyboard(テンキー付き、USB、日本語)
・マウス:ELECOM M-LY2UL
https://www2.elecom.co.jp/peripheral/mouse/m-ly2ul/

全体の流れとしては以下のようになる。

1:【まずは実機の Mac で】Mojave の公式インストーラーを使って起動 USB メモリーを作る。
2:Clover インストーラーで1の USB メモリーの ESP へ Clover をインストールする。その際ドライバー(efi の拡張子で終わるファイル)もインストールする。
3:config.plist を自分の環境に合わせて編集する。
4:必要な kext を入手して ESP へ入れる。場合によってはドライバーも入手して追加する。
5:【以降インストール対象のマシンで】BIOS を設定する。
6:USB メモリーを使って macOS をインストールする。インストールが途中で止まる場合、ドライバー、kext、config.plist の調整、入れ替えをする。
7:macOS のインストールが完了したら新 macOS の ESP へ Clover をインストールする。
8:新 macOS の ESP へ USB メモリーの ESP のドライバーと kext をコピーする。
9:macOS がうまく動くようドライバー、kext、config.plist の調整する。

(2に続く。)