Twitter bot 2021(3)

4つの Twitter bot を運営するために、頻繁にツイートする bot は IFTTT を、更新頻度が低い bot は Zapier を使うと書いた。

Twitter bot 2021(2) – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/06/22/twitter-bot-2021-2/

IFTTT と Zapier のアクションのトリガーとなるのは、Pleroma の投稿で出力される RSS フィードだ。

しかし、RSS フィードを出力するだけならわざわざ Pleroma を使わなくていいのではないかと思うようになった。それこそ WordPress でもできてしまう。WordPress ならレンタルサーバーで簡単に始められる。VPS を借りて動かしている Pleroma も不要になる。

そして、API を使うことで FileMaker から WordPress へ投稿することもできた。

FileMaker から WordPress へ投稿する – with a Christian Wife
https://wacw.cf/2021/06/25/posting-to-wordpress-with-filemaker/

WordPress は RSS フィードをカテゴリーごとに出力できる。以下のアドレスだ。

[ホストのアドレス]category/[カテゴリーのスラッグ]/feed/

すなわち、FileMaker から API でカテゴリ指定して WordPress へ投稿。各カテゴリの RSS フィードを IFTTT や Zapier に登録すれば4つの Twitter bot ができてしまう。ここで注目すべきはたった1つの WordPress で4つの Twitter bot が実現しているということだ。かなりエコな運営ができるわけだ。

さっそくレンタルサーバー(私の場合はスターサーバー)に WordPress を立てて Twitter bot が作れた。以下のような仕組みになっている。

FileMaker Server –(WordPress の API)–> WordPress –(IFTTT or Zapier)–> Twitter

これで安定稼働する Twitter bot が完成した。

なお、FileMaker Server を海外の VPS に立てている場合、レンタルサーバーによっては海外 IP からの Rest API を禁止する設定になる場合がある。そうなると WordPress へ投稿できない。なので、スターサーバーの場合は、以下の設定で海外 IP からの Rest API を許可する。

「サーバー管理ツール>ホームページ>WordPress セキュリティ設定>[該当ドメイン]>REST API アクセス制限」を「無効」にする。

参考:
【WordPress】各カテゴリー毎のRSSフィードを出力する方法 – 株式会社オンズ
https://on-ze.com/archives/5347