海外旅行でのお金の管理

海外旅行で一つ問題となるのが、お金の持ち歩き方だ。

両替した現地通貨を持つのが便利そうだけど、小銭が増えてしまう。小銭は後で両替できないし、何より持ち歩くのが重たい。それに、慣れない外国のお金をレジで出すのは大変だ。クレジットカードやトラベラーズチェックと違い、盗まれたらまず戻ってこない。大金を使う海外旅行だからこそ、現金は危ないのだ。

トラベラーズチェックは一番レートがいいものの、対応していない店も多いので不便。

私は今回の1週間の海外旅行で基本的にすべてクレジットカードを使った。イギリスはクレジットカードがどこでも使える。スーパーでも、駅のキオスクでも、田舎の小さなお土産屋さんでも。イギリスはカード社会だ。

海外では JCB は使えないことが多いので、MasterCard や VISA などのクレジットカードがよい。

また、イギリスは暗証番号を入力する Chip and PIN しか対応していない店もある。クレジットカードにチップが入ってるやつだ。このあたりもイギリスは進んでいる。日本はまだサインするタイプが多いからね。

カード詐欺からおサイフを守れ!–英国で導入進む「Chip and PIN」とは – ZDNet Japan
http://japan.zdnet.com/article/20352659/

とうわけで、私はチップの入っている VISA カードばかりを使っていた。

複数のクレジットカードを持っているなら、トラブルに遭う確率が高い海外旅行だからこそ、限度額が少ないクレジットカードで、かつ普段あまり使わないものを持って行った方がいいだろう。悪用されても大金を使われないし、再発行した際に他の支払い(月々の電気代支払い等)への影響もない。

現金については日本の空港である程度両替し、「保険」として持っていた。日本円も持っていた。クレジットカードが使えない事態になったときのみ、両替していた現地通貨を使い、それでも足りなくなったら日本円を現地で両替して使おうと思っていた。

現金はワイフと半分ずつ分散して所持。そうやって万全の体制でいたのだ。

なお、クレジットカードを使い、現地の ATM でキャッシングするという手もある。だけどねえ、私はキャッシング枠は0にしているので、それはできなかった。

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前述したとおり、ある程度のお金は日本で両替しておいた。多少手数料は掛かるが、確実な日本で両替しておきたいし、現地よりも日本の両替の方が綺麗な紙幣をもらえる。現地だとクシャクシャなお金をもらうこともあるんだよ・・・。

イギリスの紙幣は5ポンド、10 ポンド、20 ポンド、50 ポンドとある。以前 50 ポンドだとレジですかして確認されたことがある。しかもその時は銀行だった。それぐらいイギリスでは普通の人は使わない。だから、両替は 10 ポンドと 20 ポンドだけにした。

両替は中部国際空港で行ったが、クレジットカードが使えなかった。もー、空港だよー。

クレジットカードを使うとはいえ、チップなどで小銭が必要になることもあるが、それは以前イギリスに行った際に余った小銭が手元にあったので、それを持って行った。その小銭が大量にあってねえ。今回の旅行で一気に使い切ろうと思ったが、細かいのをまた残してしまった・・・。美術館とかの寄付で一気に使えばよかった。