[読書メモ]『稼ぐ話力』

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ある意味、自分が1万回実行してしまっていると、空気のように感じられるやり方が、実はじっくりと言語化するとそれを読む人にもヒントになるかもしれないと考え、改めて自分のプレゼンテーションの方法についてまとめたのが本書です。

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でも不思議なことに、多くの人は、「どうすれば言いたいことが言えるか」にばかり気がいってしまい、「どうすれば相手がわかりやすいか」という視点で考える習慣がありません。

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普段、ツイッターやブログでも、常に「読者目線」で書く習慣があると、必ず、話す方もうまくなるはずです。

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最初は自分の番に発言するので精いっぱいでしたが、いつ自分の番が回ってくるかとどきどきしながらずっと待っているわけにはいきません。やはりリラックス状態でないと、柔軟な反応、自然でおもしろいコメントはできませんから。

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コミュニケーション能力は訓練次第で後からいくらでも身につくと考えられているからです。

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実はマッキンゼーでは、バランスが崩れていてもよいので、何かの点において突出して高い能力をもっている人が高く評価されます。

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話すこと自体が「自動運転状態」になっていないといけません。/自動運転状態とは、ほぼ無意識にその行為ができる状態のことです。

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人は経験ごとに、反応スピードが100倍くらいまで上がっていくといわれています。

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教養人のように見せる、教養人のように振る舞いたがることを「スノビズム」といいます。俗物根性ともいいます。それはもちろん、コミュニケーションの敵です。

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相手に確実に届く範囲の内容を絞り込んでしっかり話す方が得策です。

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あのセールスの電話をやめさせるには、すぐにガチャンと切ってしまうのではなく、「必要ありませんから、もうかけてこないようにデータベースに登録しておいてください」と言うと以後かかってこなくなります。

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わかっていないことを知らない言葉で話す。これが一番良くないパターンです。自分が腑に落ちないまま話していたら、相手にとっても伝わるはずがありません。

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人は自分の言葉で話をしている時こそうまく感情を乗せることができます。

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情報密度の高い話をするためには、話す人がその内容を誰よりも理解していることがまず大前提となります。

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Garbage In Garbage Out(ゴミを入れれば、ゴミが出る)

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プレゼンテーターが内容をちゃんと理解してはじめて、何が相手にとって価値ある情報かを選ぶことができます。/そのためには普段から「重要だけどあまり知られていないこと」を探す癖をつけましょう。

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あなたが話すうち内容が 10 あるとしたら、本当に相手に価値あるものを見極め、3つに絞り込みます。その他相手を混乱させる可能性があると思われるものは一切排除します。

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「おもしろかったこと(価値のあること)」を増やし、「つまらなかったこと」を排除すれば、情報密度がぐんと上がります。

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むしろ私たちがTEDから学ぶべきポイントは、「いかに自分だけのコンテンツを持つか」という点です。

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自分の得意分野というのはいざという時も突破口になりますから、強みを持っておくことが本当に大切だと痛感します。

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これで答えになっていますか」と確認する

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時間配分については、私は必ず、「オンタイムスタート」「オンタイムエンド」を守ります。

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「時間管理まで含めて、プレゼンテーション」

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「優れたデザインとは、そぎ落とす作業である」

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プレゼンテーションをすることが決まるとすぐにパソコンに向かって資料を作成し始める人がいますが、全体の構成を考えてから、ひとつひとつ絵コンテを書く作業は意外に重要だと思っています。

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習慣にしてしまえば無意識レベルで行うことになるのでむしろ疲れないのです。

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話すことについてもとにかく場数を踏み、自動運転状態にしてしまおうと言いましたが、そうすることで、内容をさらに絞り込んだり、洗練された資料を作成したり、聴衆とのやりとりに時間と労力を注ぐことができるからです。

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自分らしさとは目指すものではなくて、自然とにじみ出てくるもの。