[読書メモ]『好き嫌いをなくす幼児食』

p8
基本的安心感(basic trust)

p9
ここでたいせつなことは、食事は「決まった場所で」「座って」「器から」いただくものということをやさしく根気よく示す必要があるということです。

p13
生まれつきの行動の中には、私たちヒトのような雑食性動物が示す新奇恐怖というものがあります。これは、初めて経験する食べ物を警戒し、匂いをかいでみたり、少し口にして味わってみて安全性を確かめようとする行動です。

p18
このような年代による食嗜好の変化は日本人特有のもので、小児期から脂肪含有量の多い食事をとっている欧米人には、このような変化は一般的には認められません。

p15
私たちは、過去の記憶をいくつのときまでさかのぼって思い出すことができるでしょうか。3歳以後と答える人が大部分だと思います。それは「新しい脳」が発達するのは3歳以降で、そこに思い出として語ることのできる記憶が長期に保存されるからです。

p21
偏食を気にするお母さんは多いのですが、幼児が食べるのをいやがるのはその食べ物が嫌いなのではなく、食べ慣れていないためにすぐには受け入れられないでいる状態なのです。